タカシは計算が苦手だ。誰が教えても駄目だった。本人に苦手意識があるわけでもななさそうで、脳が拒否ってるんでもなさそうだった。
なのである日造ってみた。
「タカシ、これつかってみ。」
朝食後、そのまま茶をのんでくつろぐタカシにイサムは計算尺を渡した。
真ん中の動く部分をシャカシャカやって遊んで見るタカシ
「で、使い方はおいおい教えてやるから」
「イサムさん、コレ何?」
「計算尺ってーんだ。計算が簡単にできる。お前でも計算できちゃうんだぞ?すげーだろ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ・・いや、、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ!!アルプス方面のっつ!!」
??・・・・・・「いや、、そう言われりゃ、まぁ、似てるけどな、、、似て非なるもの、ってやつだそりゃ」
「カレーとビチグソみたいなもん・・か、、、。」
他のテーブルで食事している者達の手が止まった。
注意してまたうんことかの単語を出されるとうわ塗るのでスルーするイサム
「そいや、ことわざってばだな、これきいたことあるだろ?。」
うっほん、と咳払いして歌い始めるイサム
くさいくつぅー、はぁいてたぁあ、おーんーーなーーのーーこぉおーーー、いいじんさんにいいつうれられぇて、行ぃちゃぁあったぁあーーーー
「え!!なにそれっつ!!」
くいつくタカシ
「いやこれは、むかしむかs
「そんなんいいからっつ!!つれてったの?上物なんだよねその臭い靴?どこに連れてったの?臭い国?その国は上物臭い靴の子いっぱいなの?そういう人たちだけで造った国?すげーなその王様大天才っつ!!!・・・・俺も見習おうっと!!!」
魔王を誕生させてしまったイサムである。
後の臭魔国魔王タカシ誕生