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To You From −−−−

皆さんこんにちは。梅里ゆかりでございます。

つい先程、家に戻って参りました。家族旅行と被りまして、詩自体は予約投稿できましたが曾祖父母のWiFi等が通っていない家に宿泊したので近況ノートの更新ができず申し訳なく思っています。

その日は、私は体調を少し崩し、昼前までずっと寝ていました。ぼやけた頭でもぞもぞと動きつつ身体の方の覚醒を待つうちに、11時2分になりました。遠くからサイレンが聴こえて、『あぁ今日は長崎の原爆の日か!』と一気に目が覚めたのを覚えています。かと言っていきなり立つと確実にたちくらむことは解っているので、寝転んだまま黙祷をしました。

その時は、『忘れないなんて言っておいて何をしているんだ』と自己嫌悪に陥りましたが、今考えると時間を置けてよかったなと思っています。といってもやはり当日に更新したかったですが…。

原爆の事実を廃れさせないためには、それを忘れないことが大切です。その一日だけでも、原爆のことを思い出す。テレビで戦争等の特集が組まれたり、現地に旅行に行ったときには思い浮かべる。それだけでも全然違うと思います。

静かな語り部の想いが遠く彼方まで届くことを願って、遅ればせながら、長崎原爆により亡くなったすべての方々のご冥福をお祈りします。

             梅里ゆかり

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