「春の日と夏の月」更新です。
https://kakuyomu.jp/works/16818093085638464961/episodes/16818093090262962466
さて、皆さんは物語の舞台を実際の街から持ってきたりしますか?
もちろん異世界ファンタジーだと考える必要は無いんですが、現代ものの舞台を実在の街にするのか、架空の町にするのか。
今回主人公たちが遊びに行った遊園地は動物園に遊園地とプールが併設ということで東武動物公園が念頭にありますが、園内配置やアトラクションは全くの想像で書いてます。
主人公が住んでる街も同様で実在の複数の街を組み合わせた架空の街にしています。
と言うのも、完全に実在の街を舞台にすると物語進めるのに支障あるんですよね。
運動公園が近いタワーマンション群のある街なんてそうそう無いので、毎日走ったり、筋トレする場所をどうするんだとか。
一方で完全に想像だとなかなか人間の血の通った街になりづらいので実在の街をベースにしつつ、複数組み合わせて一つの街にするなんてことをやっています。
一方で、実在の街を舞台にした作品も多いですよね。
最近だとマケインが豊橋を舞台として豊橋市なんかともコラボしていたり、チラムネは福井を舞台にして、その風景が目に浮かぶような繊細で緻密な表現をしています。
まあ、そんな有名作品と比べるべくも無いのですが、実在の街を舞台にすると場面描写の密度が増すなあというメリットと、物語を動かしづらいと言うデメリット双方をついつい考えてしまったのでした。