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独り

こんばんは。
いすみ 静江です。

パソコン逃走してまわってます。
要するに小説らしきものが形にならないってことで。
エッセイは不定期更新のものとし、公募の締め切りが発表されましたので、ちょぼちょぼ書きたいですね。
折角、『ピンクのさだまさしさんが好き』がスタートしたのですが、次の話が「長江」の話で煮詰まってます。
できれば順序だてて書きたいので、暫しお待ち願います。
気分がのれば書けるかも知れないのですが。
今週、病院の感染症が治まったので、目を閉じたままですが、母のお見舞いに行く予定です。
父方から誰もお見舞いの言葉すらないですね。
パンツだって洗ってあげた母に。
父は九人兄弟でした。
幾人か亡くなっております。
叔父の一人が憲法記念日に生まれたので、憲と名付けられたのですが、私の好きな叔父でした。
病気をして、どうして取手に暮らしたかをお見舞いに行った際に話してくれたことをベースに『取手の憲』として、二行しか打つスペースのないiモードにて小説を応募したのが、最初の投稿でしょうか。
その他、iモードで作詞を募集しており、着メロに合わせて書き、佳作をいただいたことがあります。
『心片とならず』というものでした。
音楽ギフト券をいただきました。
おう、私の大学の専攻は美術系と理系でしたが、何故に文系なんでしょうね。
高校の部活動が私は声楽部だったのに、文学部も追加されていました。
何故?
その先生は賀来千香子さんの担任もなさったようですが、嫌いでした。
賀来千香子さんは好きですよ。
しかし、結婚式がテレビで流れるとその担任の先生が祝辞をあげられていて、自分の手柄にしてましたね。
私が好きだったのは、中学三年間担任をしてくださった数学の先生です。
結婚の為退職されてしまいましたが。
どこに惹かれたかといえば、普通の価値観だった点です。
小学生の頃は「嘘をつきなさい」と父に言われ、衝撃を受けました。
その父と一緒に母のお見舞いに行きます。
なんにもやりたくないんですよ。
私が絵を描いたら見てくれた母。
私が賞をとったらどうしてだろうねと言う母。
カクヨムにきて、読者の皆様のお陰で、丁度『Eカップ湯けむり美人ひなぎくのアトリエぱにぱに』が恋愛部門三位になったとき、読んでもいない作品に、私が健康だったら学芸員の仕事が待っていたこともあってか、やたらと喜んでいた母。
ファンアートも下手の横好きとすみませんと渡していたものを奥森様に贈ったウエディングのイラスト、娘は結婚式ができなかったのに、絵だけは綺麗に、輝かしくかけたことを美人さんだねと言った母。
あれ以降も贈ったものがあったのですが、具合を悪くした母。
母と父が暮らす家から心臓の病院へ行くとき、うちの団地へ寄ってくれました。
娘は特別な百均のグラスに麦茶を出していました。
美味しい美味しいと氷の入った綺麗なグラスをお代わりした母。
心臓が悪かったんだよね。
カテーテルも何度もした上、夫も説得して心臓の手術もしたよね。
静江がお見舞いに行けるような病院じゃないと夫は言っていました。
標準体重からニ十キロも太っていたのに、あっと言う間に痩せてしまいました。
夫の祖母の葬儀に父が騒ぐので連れて来られた母は、喪服に真珠のネックレスをしていました。
でも、痩せすぎて、ネックレスが首から垂れるようでした。
私は、調整して貰ってイヤリングにしようねと話しました。
家から夫の実家までは緯度四度も異なる距離で、移動も疲れたことでしょう。
風変りな家庭だとは思っていましたが、皆、産まれて、皆、召されて、そこをどうこう言うつもりはありません。
村八分と言う言葉は、残りの二つは厄介者にしないと言うこと。
もし葬儀ということであれば、誰も笑いません。
お墓のない家でした。
父の兄は持っているのですが、憲叔父さんは難しいお墓事情になりました。
秀叔父さんは、息子が適当過ぎてお墓がありません。
昨年、神職に就く私の実弟に父はお墓は二つでいいかとか色々困った話をしていました。
何故、お墓。
一旦潰れた会社に再就職した夫ですが、ちびちゃんと言う犬が実家にいました。
残念なことに、天寿を全うしたのですが。
父はもう生き物は飼いたくないそうです。
私は、空の巣症候群もどきで、スマートフォンで動物さん動画をよく見ております。
小鳥さん、わんちゃん、ネコちゃん。
実家の近くに小鳥専門店があり、先日も行ったのですが、お店を出てパパにらいんさんをすると、ママはマイナスイベントに弱いから、生き物は厳しいとのこと。
よく分かっていらっしゃる。
流石はパパです。
三十一年のお付き合いです。
紅茶を飲みながら告白してよかったですね、パパ。
ちなみに今年の春にあれもこれもと教育費と医療費ががっさがさと出て行き、彼はお酒を呑んでいません。
紅茶好きだっけと話し掛けたら、珈琲も飲むけど、紅茶だよと言っていました。
昨日も娘に定期券を買いに、二人っきりで車で出かけました。
娘はイタリアンが好きなんだと言うので、ジョリーパスタとかちらっと見たんだけど、車の混雑ぶりを見て帰ってきたとか。
外食は厳しいですよね。
以前は年に数回はケーキを食べたりたこ焼きを食べたりしたのですが、もうおせちも要らない勢いです。
息子の入院に際してもボロボロのバスタオルしかなかったけれども、すみません。
パパのお茶椀が三分の一を欠いてしまったので、彼はくまちゃんの鉢で食べています。
いすみさんの家は、お風呂の故障も我慢中です。
電子レンジもマジックテープで扉をとめたり、コードも直したりです。
まあ、これで息子が電気系統で新幹線のお仕事をしたいそうですから、家庭環境はひびかなくてよかった。
娘の夢はなんだろうとも思います。
まだ、若い二人にですが、いつ結婚するんだろうねと私から話したりしますが、知るかって返事ですよ。
さだまさしさんの歌で『親父の一番長い日』と言う12分半の歌があるのですが、歌詞にある通りにパパはオレを斃してからとかずっと前から言っています。
妹さんの結婚式はやむなく早く行われたのですが、私は婚約者としてお酌していました。
周りの話が全く分かりません。
異国の言葉とまで言ったら失礼ですが。
でも分からない方がよかったかと思うこともありました。
婚約者が『関白宣言』を歌ったのですが、それは私にはくすりとする所があったので、微笑んだのです。
彼の叔父が、笑うなと言いまして、それは訛っていた方がよかったです。
今日、静江は相性が悪いと駄目なんだとパパに言われましたが、攻撃的に感じてしまう発言が多いんですよ。
夫が起業するとき、祖母がお金を沢山あげたんだとか、葬儀で言われまして、私に言うのか。
子どもが遅かったのは、遊んでいた訳ではなかったのですが。
新薬が出るまで、妊娠で危険な点が多かったのです。
実際に妊娠に至って、日赤病院に行きましたら、院長先生と話しをするように言われ、覚悟を聞かれました。
病院側は妊婦として受け入れると約束してくれたのですが、次回、院長先生がかわっており、別の病院へ行ってと言われました。
女子医大へ行ったのですが、天下の東大へ紹介状を書きますと言われました。
病気でも入院しましたし、お産でも二回入院いたしました。
その頃、母も心臓が危険でした。
お腹が張ってタクシーで行ったら赤門につけるし、病院ですと移動して貰いました。
ごちゃごちゃ書いてますが、結局今なんです。
息子は色々あっても時折居間に遊びに来てくれて、食卓でも話をしてくれます。
自室で歌を歌ったりゲラゲラ笑ってます。
闇のトンネルを抜けたのかなと少し安心しています。
娘は、私が過干渉なのでごめんなさいなのですが、それは夫が指摘しており、あれはしたかどうか聞いているのをもう娘の方から自発的にして行かなければならないんだと昨日も話されました。
ペットが駄目なので、もうぬいぐるみでもいいです。
娘がくまちゃんのおおきな枕を手術して使っているのですが、昨日のネットラジオ生配信のとき、座布団として貸してくれました。
彼女は自分の長所がないと言うけれども、様々なシーンで優しさを感じます。
ネガティブに考えてしまう質なので、気が付いていなかったり、否定しているのだろうけれども、優しいよと声を掛けたら、泣いていました。
泣き虫の娘ですが、軸はブレない人です。
よく、お母さんが好きなんですねと言われたと私に話して来ます。
本日はエディプスコンプレックスの話を大学を離れて勉強していて、私から子育てに悪影響はなかったかと心配しました。
夫はもう二人共高校生なんだからその辺はしっかりして貰わないと困ると言っていました。
今日は難しい顔をして、あの時受けた子ども達の心と体の傷について、法的に持って行ったらどうだったろうかと調べていました。
お互い疲弊することは分かっています。
でも、負けっぱなしだと、私のような愚か者になります。
幸い、結婚して貰えて、酷い病状の中、夫が手探りで支えてくれました。
母も医師に呼ばれて東京から父を置いて来てくれました。
母が旅立つと言うことは、私は独り立ちをこんなに遅くなってしまいましたが、感謝を込めてしなければと、さだまさしさんの歌を弾き語りながら、時には嗚咽をあげております。
配信では泣きませんよ。
家に独り。
これが、新しい私の形。
家に独り。
でも、帰ってくる家族がいる。

3件のコメント

  • 母のお見舞いに行ってきました。母の好きな歌を弾き語りしたものをテレビについていたジャックに繋いでスマートフォンから聞いて貰いました。起きていませんでしたが、多分聞いてくれたかな。ママですよ。静江ですよ。
  • 意見が合いませんし、否定されますし!
  • 小説非公開にしろうかな!
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