Ring the bells that still can ring
Forget your perfect offering
There is a crack, a crack in everything
That’s how the light gets in.
レナード・コーエンの『Anthem』の歌詞。
台湾のデジタル担当大臣をやってたオードリー・タン(民進党内の主導権争いが影響とかで、退任したもよう)の本とか対談インタビューとかでこれが出てくるんで知ってました。渋い曲っす(でも眠くなるんで、貼りませんケド)。
まだ鳴る鐘を鳴らすんだよ
完璧なんて求めてはだめだ
どんなものにもヒビがあるんだ
光はそんなとこから入るものだからね。(卯月訳)
価値が多様化する世界では、何が正しいかトカ、どっちが正しいかっていう考え方だと上手くいかない。完璧じゃないけど、ひろく光があたりそうな解決の方向を目指すのがいいんじゃない? って思ったり。
レナード・コーエンに戻ります。
彼はそもそも詩人だったようで、曲自体は売れない時期が長かった。映画にもなったようで(卯月は観てない)、その宣伝の短い動画が彼を知るのにわかりやすい。
【『ハレルヤ:レナード・コーエン 人生の旅路と歌』デジタル配信中】
https://www.youtube.com/watch?v=Xd9sOIZuEzoもう、おわかりかと。
名曲『Hallelujah』の人。この曲有名すぎてみなさんもどこかで聴いたことがあるはず。クリスマスとかによく流れますかね。でも、レナード・コーエンはユダヤ教徒で、なんと臨済宗のお寺で修行経験もある。
とても歌詞の意味をとるのが難解です。ですが、こちらの日本語の超お上手な配信者さんの解説がすばらしい↓
【Hallelujahの意味を動画一本で分かる ハレルヤ 歌詞、和訳、解説をやさしくしてみました Leonard Cohen, Jeff Buckley lyrics in Japanese】
https://www.youtube.com/watch?v=CcXxfCzdCi8&t=1041s↑でも、かなり長いので、こういうのに興味のある方のみで。
ご本人の『Hallelujah』が評価を得るのはのちのことで、ジョン・ケイルのカバーが発表されたあとだとか。カバー自体はかの有名なボブ・ディランが仲が良かったようでライブで披露(youtubeにもあります)していた。日本ではジェフ・バックリィのカバーで好きになったひとが多いのではと思います。
名曲なので多くのアーティストがカバーしています。U2のボノとかボン・ジョヴィだとかもね。そういえば数日前にロック界の大御所のジョン・ボン・ジョヴィが橋で女性の飛び降りを、説得して阻止したとかニュースになってましたね。
というわけでボン・ジョヴィのカバーを貼っときます(オリジナルやジェフ・バックリィ版はご自分で検索お願いします)。
Bon Jovi - Hallelujah
https://www.youtube.com/watch?v=RSJbYWPEaxwボン・ジョヴィ感が濃くて別の曲にさえ聴こえてしまうわ……。でも、よいなぁ。
日曜の深夜(早朝ちかい?)のまったりモードの卯月からの名曲紹介でした。
では。