彩雲《さいうん》
皓月に仕える内官。政に対して中立的な立場。
常に冷静沈着で、感情を表に出すことが苦手。
主の皓月の体調を最も案じており、無理だけはして欲しくないと思っている。
彗天《すいてん》
皓月の正妻であり王妃。
父親は丞相・珀惺。遅くに生まれた故か、蝶よ花よと育てられ世間知らずな一面も。
大人しく健気な人柄。ほんわかとした雰囲気の持ち主だが、時に天然か意図的か毒を含んだ発言をする。
皓月にとって、毒にも薬にもなり、決して逆らいたくない相手。
玉惺《せいぎょく》
白陽の愛娘。雲月とは実の姉弟のように育つ。
明るく料理上手。
雲月の出生の秘密を、何となく気づいているが、誰にも聞けないでいる。