「何もわからないブログ」の「ブログ主の読んだ本のジャンル別冊数」について、さらに注意書きを追加します。記事の本文には、まだ追加していないですが、昨日の近況報告に2022年8月31日に、コメントで追加したことをまとめて、この近況報告に書いておきます。見逃している人がいるかもしれないので、おれの読んだ本のジャンル別冊数がどのように分類されたのかに興味のある人は読んでみてください。
「ブログ主の読んだ本のジャンル別冊数」の主流文学についてです。
古典文学と幻想文学を区別するのはかなり難しいです。「オイディプス王」にはスフィンクスが出てくるし、「竹取物語」は幻想文学ですし、「ガリバー旅行記」も幻想文学です。「ハムレット」にも幽霊が出てくる。「不思議な国のアリス」は幻想文学なのか、古典文学なのかわかりません。そういうわけで、古典文学に幻想文学を含めることにしました。すると、現代幻想文学も主流文学に分類すべきだと考えました。
そして、翻訳ものの主流文学と、古典文学の区別も難しいです。日本で近代文学が始まったのは、明治時代の「小説神髄」と「浮雲」からだと聞いています。十九世紀のディケンズは古典文学だろうとおれは考えます。この辺りに現代文学と古典文学の境界線がありそうですが、プルーストの「失われた時を求めて」が現代文学になるのか、古典文学になるのか、それもわかりません。この時点で、二十世紀以降の文学が現代文学で、十九世紀までの文学が古典文学になるという分類を選択することはできませんでした。1945年に出版された本でも古典文学になりそうな国もあるとおれは考えるため、現代文学と古典文学の区別を付けることができませんでした。
そして、日本の純文学作家が書いた幻想文学はめちゃくちゃたくさんあるんですよ。
だから、現代文学と古典文学を、主流文学というひとつの区切りで集計したことを書いておきます。
追記:ここに書いたことは、「ブログ主の読んだ本のジャンル別冊数」の本文に書き加えて、修正しました。