以前亡霊事件簿の1章として掲載していた「船橋の鬼」に加筆修正を加えたものでした。
某公募似だしまして、残念ながら2次を通過できなかったものになります。
ただ、それについては「そうだろうな」と思っている部分はあるのです。
船橋は、初めて書いたミステリーです。なので思い入れがない訳ではないのですが、今読み返せば甘いところが多々あるのです。拙いなと、それこそこれの後にいくつかミステリーを書いたからこそ思います。
月波見学園事件録の方が、ミステリーとしての出来は上でしょう。
けれど、亡霊事件簿の3人は、愛着あるキャラでもあります。折角なのでまた別の事件で彼らを書ければとは思っております。
そもそも天鼓も、女郎花も、二人静も、山姥も、彼らの事件としてデータは存在しているわけですし。天鼓は以前2章として公開していましたが、こちらは全書き直しをしているので、また公募に落ちたら公開するつもりです。
最後までお付き合いをいただきまして、ありがとうございました。
月波見と紅梅様は今日閉じてしまいますので、代表作が短編になりそうですね。