当初の予定を大幅に変えて、1章を書き終えました。
後半は文字数が多くなってしまいましたが、全体で見ればちょうどいい長さになったと思います。
途中で路線変更したせいですが、主人公エルメの物語としては、想定外に小さく、こぢんまりとまとまって着地したような気がします。
果たしてそれが良いのか悪いのかはもう、全然わかりません。
本当にわからない…
この話面白いのか?
エルメに1ミリも共感できない人はどんな気分で読むんだろう…と、「(六)嘘つきと星読み」に関しては不安がいっぱい。
しかも、最後の最後でしれっと発覚する彼らのことは、前話で書くつもりだったのがどーーしても入らず、結局そのまま良い感じに入りそうな場所を見つけられないまま、最後にくっつけた感じ。
彼らの話をねじ込め損ねたのは大失敗だし、エルメの心情と併せてなんとなく「1章終わった!めでたい!」という気分になれませんでした。
2章は気持ち良く完成させたいところですが、ここはもともと1章となる部分だったので、現時点で出涸らしみたいなプロットしかなく、これから頭を抱えそう。
しかし2章からは、これまで名前しか登場していなかった大人の皆さんが登場し、メルの出番が増える見込みです。
今後もお付き合いいただけますと幸いです。