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源経基(頼光の祖父)から始まる歌人の家系

頼光の祖父・源経基が勅撰集に2首、満仲が1首、頼光が3首で以後世代を経るにつれ入集される歌が増えていって頼政が59首。
ただ武士で一番多いのは頼光の弟・頼信の子孫、頼朝の息子の実朝で92首とか(確か頼朝も1首入集してたはず)。

頼光の歌が入っている勅撰集は以下の3つです。
『拾遺和歌集』は調べても誰宛だったか分かりませんでした。
『後拾遺和歌集』は頼光の次男・頼家の母親へ贈った歌。
『金葉集』に載ってる頼光の歌の上の句を詠んだ頼光の妻というのが相模母。
相模母と言う名前からも分かるように娘の相模が有名な歌人なので慶滋保章女ではなく相模母と書かれているようです。
相模は頼光の養女と言われてますが父親が不明なので頼光の実の娘の可能性があるかも?
相模母の従姉妹・保憲女も『賀茂保憲女集』という歌集も出ている歌人。
なので賀茂家も陰陽師と言うだけではなく、割と優秀な歌人の家系でもあります。

源満仲-頼光-(略)-頼政(59首)
   |
   L頼信-頼義-義家-頼朝ー頼家
               ∟実朝(92首)

頼光、相模母、晴明との関係はこんな感じです。
 ↓

賀茂忠行ー保憲ー保憲女
 |  |
 |  ∟慶滋保章ー相模母ー相模
 ↓
弟子・安倍晴明

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