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『今昔物語集』『古事談』『古今著聞集』について

『今昔物語集』に載ってる頼光四天王の話は小説で書いた貞光単独の話が2つ、季武単独が1つ、貞光、季武、金時の三人がお祭りを見に行く話だけです(これは全部小説内に書いたので省略)。
ちなみに貞光は平貞道となってます。
季武も平季武。

『古事談』の下毛野公時の話は道長の邸で公時が競馬(くらべうま)をしていたところ、それを見ていた偉い人が公時の馬術が見事だったからと褒美をくれたという短いもの。

『今昔物語集』『古事談』には綱は出てきません。
『今昔物語集』の解説には季武達を頼光四天王と書いてますが、『今昔物語集』の中には「頼光四天王」という言葉も「渡辺綱」も出てきません(頼光の郎等共と書かれている)。
『古今著聞集』には「頼光四天王」「渡辺綱」が出てきます。

『古今著聞集』は頼光と四天王が鬼同丸という盗賊を退治する話と季武が従者と賭をする話。
季武が賭をする話は従者が季武に、離れた所にいる自分を射る事が出来ないと言うので季武が当てられると言って賭をすることになったものの従者を射たら従者を失ってしまうからと結局射る事が出来ず従者に褒美を与えたというもの。

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