ぼくは、これまで辛いことがあると逃げるように物語を書いてきました。
正直言うと、僕自身。僕のことなんかいてもいなくて同じ人間だとおもっていました。(これを言うと心配されたり、怒られたりするのであまり言いませんでしたが)
ぼくは、18就職して19でうつ病になり会社をやめています。
働けなくなって、好きなことも生きることも死ぬこともできず。
ただ泣きながら、毎日を過ごしていまし。
なによりも、同情されるのがきらいで、がんばりつづける毎日でした。
そんなぼくが、こんな形で人から評価を受けるとは思っていませんでした。
人好き合いが苦手で、インターネットやカクヨムのシステムもよくわかってないところがあって、フォロワーさんや、フォローしているひとがいない僕です。
これは、作品を書くときいつも思っていることなんですが。
誰にも読んでもらえなくていい、どうせ愚痴を吐き出すつもりで書いているのだから……という想いと。
誰かに少しでも読んでほしい、僕みたいに苦しんでいる人になにか伝えられたら……僕みたいな馬鹿で無知で無能でもなにか残したい。
読んでもらいたい。
この二つのジレンマのなかで、大した作品ではないですが、僕は僕の精一杯をつかって作品を書いています。
今回、どんな形であれ読んでくださった皆様と、レビューや評価をくださった皆様に心から感謝いたします。
読んでくださりありがとうございます。m(__)m