このたび「はてなインターネット文学賞」に「近ごろ友人がライトノベルを書いているようだが、その内容が現実的すぎるんだ」で参加してみました。
この一年は書き溜めに専念するつもりでおりましたが、はてな様主催のこの賞で求められる作品像にいい感じで合致しそうな作品であること、それに、過去の作品もぜひ、との一言に惹かれて本作で参加することを決めました。
この作品は劇中劇ならぬ作中作なるものに挑戦してみようと考えて書きました。
最近、ウェブ小説を読むのが楽しみになってきた主役のY氏とその友人のN氏の二人のやりとりから始まって、後半は友人Y氏が公開した作品を読んでみたところ……というお話で、その後半部分が作中作になっています。
本作は当初はカクヨムオンリーで公開しておりましたが、その後複数のサイトでも公開をしております。ところがこれが厄介な話で、登場人物たちが活躍する場、すなわち本作を公開する場によって本文を修正せねばならないのです。それは作中のセリフであったり、画面を操作する場面の描写であったり。そんな手間ヒマがかかるところもネットっぽくていいかな、なんて考えた次第です。
さて、本作のタイトルですがこの作品を書いた頃にはすでにやたらと長いタイトルのライトノベル作品が増えておりましたが、今現在となっては、もっと長いもの、あえてシンプルなもの、と様相も変わってきております。なので今となってはそれほど今風なものではないかも知れませんが、それもまたネット小説ならではの時の流れが感じられるかな、なんて考えております。
カクヨム様では近況ノートに画像を貼付できるようになりました。ですので今回もその機能を活用して、他サイトで公開したときに作った本作の表紙を貼ってみました。
そんなわけで、みなさま、ぜひとも本作「近ごろ友人がライトノベルを書いているようだが、その内容が現実的すぎるんだ」を応援よろしくお願いします。
真夜中懇願弥栄!