介護関係の仕事していて、高齢者と接する機会が多いんだけど、「子供の頃好きだったお話」としてよく話題に上がるのが「冒険ダン吉」。これ、日本人の普通の少年がある日漂流してヤシの木の生えてる南国の島にたどり着き、王様になって大活躍……ていう話で、もろ異世界転生ものなんだよなあ。昔から強いんだな、このジャンルは。自分はいまいちこのジャンルにはまれない人間で……つまり、人が面白いと思うものを自分があまり面白いと思えない、ということは書き手としては不利なのかな、と悩んでしまう。モーリス・センダックの絵本「かいじゅうたちのいるところ」っていう絵本もある意味その要素ありだけど、異世界転生物を純粋に楽しめるのは童心の持ち主なのかな。自分も童心は人並み以上に持ってるつもりで、だからこそ、小説書いてるんだけど。