鳥尾巻

ごきげんよう。
聖女様の話を書く時に覚えた「くっころ」を嬉々として使う鳥尾巻です。

誇り高き怠惰の騎士である私は、菓子・飲み物・スマホ・タブレット・PCを携え、オフトゥンに籠城する構えであった。
しかし空腹を訴える魔王（末っ子）が現れた。
抵抗虚しく布団を剥がされ台所（戦場）に降り立った私は鬼神の如き勢いで敵（食材）を薙ぎ払い始めたのである。

海老の殻と頭を斬り離しゴマ油でじっくり低温で炒めつけ海老油と殻の唐揚げの山を築いていく。
さらに海老味噌入り食べるラー油で追い討ちをかける。（中身はスタッフが美味しくいただきました）
そこへ現れた魔王軍幹部の糸目（息子）が「ヒラマサ！　サーモン！」と咆哮する。
私は土鍋で米を炊きヒラマサを捌き海老出汁の味噌汁を作り、タマネギと共に新鮮なサーモンをマリネに変えイクラをまぶして糸目を葬り去った……はずだった。
しかしどうだ。
奴らの旺盛な食欲ときたら腹を空かせたオークの群れにも劣らぬではないか。
よろしい。
ではパンケーキと泡立てた生クリーム、梨のコンポート添えで対抗だ。
私の追撃は止まらぬ。
夕餉は必殺・飛騨牛すき焼きである！！
こんなに贅沢しちゃったら明日から塩ご飯なんだからね……！！

結局、一日中台所に立ってたじゃないの。
くっ……こ、ころころに太ってしまえ！ _:(´ཀ`」 ∠):_


【日曜恒例タロット】

1月5日
QUEEN of CUPS

心の声に耳を傾ける

表に現れる態度や言葉は氷山の一角
寛容な心で受け止め
奥深いところまで理解に努めましょう
インスピレーションや感受性も大切に