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【フィギュア】閲覧・フォロー、他諸々、ありがとうございます/ついでに設定語りとか

ここのところ、ちょいちょいフォローやら評価やらいただいてじわりと順位が上がっているのが嬉しい私です(挨拶

こちらもこちらで割と長い話になりつつありますが、いただいた時間分、楽しんでいただけていたなら、書き手として言うことはありません。最高です。


閑話休題。

久々にやらせていただきたい設定語り。

《諸王立冒険者連盟機構》による、冒険者の等級の話。
「機甲少女」二章ラストあたりと最近の「フィギュア」の話でなんとなく設定がそろってきましたが、各階位の扱いがどんな程度のもんかというとおおむね↓くらいになります

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・青銅《ブロンズ》:駆け出し冒険者。設備の整った大きな支部では訓練生として訓練をつけてもらっているくらいのところ。「連盟に所属している正式な冒険者である」という身分保障以上のものではない。

・銅《カッパー》:駆け出しレベルは一応抜け出したかな? というくらいの半人前。難易度の高いものは別としても、おおよそ真っ当に冒険者らしい仕事はできるという保証つきの冒険者。

・銀《シルバー》:一人前の冒険者。ひとまず、まっとうに「冒険者」として胸を張れるくらいの実力と実績を兼ね備えた冒険者であることを示す階位。裏を返せばそれ以上のものではない、ということでもある。

・水銀《マーキュリー》:一人前とみなされる冒険者の中でも、さらにたゆまぬ鍛錬と実績を積んだ冒険者。中堅どころ。ここまでくると、拠点としている支部のある街ではちょっと名前が知られるくらいになってくる。
若くしてこの階位まで到達するような冒険者は、将来性を見込まれてよりランクの高いパーティに引き抜かれるようなこともある。

・金《ゴールド》:確かな経験と実績を積んだベテラン。あるいは、それに匹敵する名実ともに一級の冒険者。拠点としている街であれば待っていても名指しで仕事が入ってくるくらいの一流どころ。
メンバー全員が金階位の冒険者パーティともなれば、拠点を離れて他所の土地へ行っても割と大きな顔ができる。

・白金《プラチナ》:一流どころの中でも特別に『これぞ』という功績――おそるべき魔獣を討伐した、《真人》種族の未踏遺跡を発見し、あるいはこれを攻略した、といった――を認められた、ごく一握りの選ばれた冒険者。
冒険者の世界であれば、《大陸》のどこへ行っても大きな顔ができる。
余談ながら、階位制度が始まったばかりのころは白金が最も高い階位だった。

・琥珀《アンバー》:白金階位ではおさまりきらないような大きな功績をあげた冒険者ないし冒険者パーティに与えられる階位。そも、九つの階位のうち琥珀以上の上位三階位は、白金階位でもなお足りない功績を得るに至った冒険者が現れたがために用意されたものである。
実力・実績のみならず、天稟と時の運を兼ね備える選ばれた一握り。
英雄・英傑と称されるなどして、広く名が知られるようになる。

・翡翠《ジェイド》:白金階位を超える称号という意味では琥珀階位と同じだが、さらにその上。もはやその時代を代表する冒険者といって過言ではない。
吟遊詩人たちがこぞって歌を歌いあげ、人によっては史書にその名を記されるようなこともある。

・聖霊銀《ミスリル》:冒険者としての最高位。もはや琥珀階位や翡翠階位にすらおさまらない、その時代に冠たる英雄ないし英雄達。国家の危機を救い、あるいは天災が如き魔獣、幻獣の脅威を払うなど、まぎれもなく歴史や伝承に名を残すような功績をあげた冒険者の頂点たる階位。

さらに、聖霊銀階位でもなお足りない大いなる偉業を成し遂げ遥かな戴きへ至った冒険者達は、虹の輝きを宿す輝虹晶《セライリス》の紋章をもって讃えられ、連盟において永久にその名を記録される栄誉にあずかる。
――とはいえここまでくると「階位」の枠組みはなく、聖霊銀階位の頂点、といった扱いになる。

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こんなところで。
それでは、またいずれ。

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