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【機甲少女】二章はあと四話以内で終わります――と、思います。たぶん……

書くことはだいたい決まっているのですがそのために必要な分量の総量を計算できていないため必要な話数が読めない遠野です(挨拶
いつも拙作におつきあいをいただきありがとうございます。

ひとまず、後始末という名の情報開示は次でおしまいです。
何話かけてやってんだよという大変もっともなツッコミが来そうな構成のぐだりっぷりですが、今回はその、関係者が多かったもので…最後の後始末となるガルク・トゥバス《特務》への言及をもって後始末はおしまいです。

そのうえで、もうひとつ――もしかしたらふたつ、伏せたままの札があります。
少なくともその片方については、エピローグパートで言及される――はずです。

二章のトリンデン卿に関する、最後の伏せ札です。

そして、ここまで二章全般を通してゲームメイカーとして跳ねまわり、暗殺を回避しメルリィを降伏せしめ、ガルク・トゥバスと優位な形で交渉窓口をセットしたついでに使用人の問題まで解決し、子供達からの好感度もうなぎのぼり。
もはや一人勝ちとしか言いようのないトリンデン卿にとって、ここだけは触れられたくないであろう、唯一の伏せ札です。


「なぜトリンデン卿は、ランディ達を館へ招いたのか」


べつに、その理由に関してここまでの彼が何か嘘をついていた、ということではないはずですが。少なくともここまで語られてきた理由は、基本的に彼の本心であるという前提のうえで、ですが。

それでも彼が「館に招く」という選択肢を選んだのは、ある事態が招く――あるいはその事態から、彼の想定される結果に至る可能性は万に一つかもしれないが、もしそうなった場合は彼にとってあまりに致命的な――可能性を念頭におき、その可能性への対処とすべく、彼らをトリンデン邸へ招くという判断を行っています。

想定している事象そのものはこれまでも言及されていたかもしれませんが、問題は「対処」のほうです。そちらは今の時点でまだ伏せられているはずです。

暗殺という物理的な形でトリンデン=オルデリス卿が排除不可能なのは本編で提示した通りですが、そのうえで『トリンデン=オルデリス卿を排除する』手段は存在する、という話です。

何でわざわざ近況ノートでこんなぐだぐだした話を始めたかといいますと、今まで後始末として開示してきた伏せ札と違って、たぶんこの点に関しては今まで出てきた要素で推測できるんじゃなかろうか…? と思ったからです。

どうも自分は詰めが甘い人間なので、どこかしらに抜け穴が残ったままかもしれませんが。
アホほどあった伏せ札のうち、一枚くらいはこういう使い方してみるのも面白いかな――と。そんな理由で。

さて、いかがなものでしょうか。

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