一人の高校生Aが、組織に能力を認められて配下の組織に組み込まれようとしたが
断った。そこから物語が始まる
組織は、上空に浮遊周回する人工衛星を破壊して高校生を抹殺することにした
その時たまたま落下点付近にとある高校が存在した
「博士、宝生高校も被弾の範囲に入りますが・・・連絡を」
「構わん、あそこは我らとは意見の合わない輩が多いでな。放っておけ」
「はい・・・そのように」
上空・・・m、衛星では、仕込まれていた誘爆装置が作動した
「カチッ」
その異変に気付いたものは少数だが居た
下から見上げていると一瞬閃光が小さく見え・・・次第に大きくなっていった
「なになに」
「え?・・・何が」
「いや、今光が見えたんだよね」
「どこどこ」
「ん?上なんだけど」
「上って、空?」
「そう、空・・・ほら、だんだん大きくなって・・・やば、やばくない!」
「えー、飛行機?それとも・・・UFOなんてね」
「いや、だんだん大きくなってるんだ、もしこのまま大きくなったらここに来る。落ちてくる?」
そんな問答を聞いてか、隣へとその隣と視線を空に向ける人が増え
人々が危機感を持ち始めたその時
「ウーーーーーーウーーーーーーー」
「非常事態発令、上空の衛星が落下しています。」
「ウーーーーーーウーーーーーーー」
「●●地域とその周辺10キロ圏内の方々は早急に核シェルターに避難か、車での範囲外への非難をお願いします」
その放送の途中から我先に逃げる算段をはじめ混沌とした人が逃げ惑う様相は鬼気迫るものがあった。
そのころ、当の高校生Aは・・・上空を睨み
「俺一人の為に、関係のない者まで巻き込むとは・・・愚かな」
※「「ここから不鮮明になります」」
上空に滑空した高校生Aはおもむろに手を徐空に向け
「シールド展開、最大出力!」
シャボン玉の半透明で綺麗な虹色の幕が急速に高校生Aを起点に
大きな盾が展開された。ただ地上からは半透明なだけに見えないようだった。
地上では、阿鼻叫喚、地獄絵図の様相を呈していた。
何もしなくても大惨事間違いなしであるのだから仕方がないだろう。
その時、シールドに衛星が衝突した
「どぉーーん、ドオーン・・・ゴドン」
「ピカッ、チュドーーーーン」
シールドに沿って左右に綺麗な大きな花火かと思えた
下の人々は守られていることを認識できていないため
「きゃぁーーーーーっ」
「爆発した!」
「範囲が広がったぞ!!」
「こりゃ、車でだって逃げられないだろう」
「地下へ、行くぞ」
「いやぁーーーー」
衛星は、シールドに衝突し、細分化され地上にはほぼ燃えカスが落ちる程度に収まった
ここまでが「「夢の中で連続して流れてきた内容になります」」
シールドを展開したものが生身か、メカでカテゴリーが変わりそうですが