一身上の都合で小説を書く環境になくなりまして、一時、書くのを止めてました。
その間、色々とあったのですが、まあ、それは個人的なことなので省略致します。
「無課金の修羅」は、今まで書いたものと違い、ほとんどが実話のつなぎ合わせです。
ですから、主人公のジョー以外にはすべてモデルとなる実在の人物がいます。
中でも、モリゾーと言うHNのキャラはそのものズバリの人がおり、本人に了解をとって書きました。
彼はネット上での私の友人で、今でも時折やりとりをします。
面識はありませんが、私の人間関係の一部に間違いなく存在しています。
私が「無課金の修羅」を書いたのは、世間にはネットゲームに対する偏見があるからです。
たしかに熱中し過ぎて人生を棒に振るような人もいます。
ですが、そんな人は何千人に一人の存在で、大方の人は実生活とのバランスをとりながらプレイしているのです。
ですから、引きこもりの温床でもなければ、特殊な人間が集ういかがわしいものでもありません。
私自身がそんな多くの人を見てきましたので、間違いないです。
最近の世間は、とかくレッテルを貼りがちですが、そんなレッテルに何の意味もありません。
ネット上のことではあっても、ネットの向こう側には必ず血の通った千差万別の人間がいるのですから。
最後に、読んで下さった皆様に御礼を申し上げます。