• エッセイ・ノンフィクション
  • 現代ドラマ

フリーレン再び

 葬送のフリーレンが、相変わらず大好きです。
 大まかな作りは、ロールプレイングゲームっぽいのですが、小さな場面で深く真理に語りかけるようなシーンがあったりして、このアニメが深夜に放映されるのは、美しくもグロテスクな戦いのシーンだけが理由ではないと思うのです。

 最近、実はフリーレンは、一緒に魔王退治した仲間の一人である勇者ヒンメルに、恋していたのかもしれないと気がついて、胸が痛くなりました。

 今頃? この鈍感! と言う声が、あちこちから聞こえてきそうですが、いやほんと、確かに私は、フリーレンは、恋なんかしないと決めつけていたところがありました。
 千年以上も生きている彼女の精神状態はいつもフラットで、とにかく感情的になることが、ほとんどないから、勝手にそう決めつけていたのです。

 でも、もしかすると、フリーレン自身も、時間軸があまりに違う人間に、特別な感情は持たないように、無意識にガードをかけているのでは、とも思います。

 でも、ストーリーの中で、時々差し挟まれる、かつての冒険でのフリーレンとヒンメルのやり取りを見て、お互い、時間軸の差があまりに大きいから、常に一歩引いているけれど、これは恋だったのかもしれないと、思ったのです。

 そう思ったら、もう、これまで以上にフリーレンの事が好きになっちゃって、止まりません。なのになのに・・・。
 え!! 来週で、ひとまずシーズン2が終わるの??
 聞いてないよ~!
 

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する