三連休は、風邪を引いてだらだらと寝て過ごしました。よく風邪を引く私にしたら、ある意味、通常運転です。世の中には、めったに風邪を引かない人がいますが、私からしたらもう、信じられないというか、奇跡に近いです。
私は、体格が良い方だし、性格も元気なので、頑健ではないという事実が判明すると、大抵驚かれます。「丈夫そうなのに意外」「見かけ倒しだね」は、よく言われる言葉です。
子供の頃は、インフルエンザが流行ると、真っ先に罹っていました。それで、いよいよ学級閉鎖になるかもって頃に完治して登校したりするので、
「お前、今頃、のこのこ出てきて何だよ」
と、よく文句を言われたものです。
小学校の修学旅行でも、二日目に38度の熱を出し、先生達の部屋で寝る羽目になったのですが、これがまた、なんというか馬鹿な一日だったのです。
なんせ性格は元気なので、というか出しゃばりなので、修学旅行では班長をやっており、班長のくせに、食べてはいけない時間にお菓子を食べ、それが先生に見つかって、罰として廊下に正座をさせられた後(一緒に正座していた生徒は何人もいましたが、さすがに班長は私一人でした)、班長会議に出席、その後、熱を出して、病人部屋で寝るという、今、改めて思い出しても、ばかですねぇ、本当に。でもこの感じは、とても私らしいです。こういうちぐはぐさが、私なのです。
もっと丈夫に生れたかったなぁ。何度も思いました。みんなが普通に出来ていることを、なぜ私は出来ないのか。なんですぐ疲れるんだ。なんですぐ頭痛になるんだ。みんなは元気で笑っているのに。きっと私には、根性とか気合いとか、いろんな物が足りてないのだ。そんなことも思いました。
でも、コロナ以降、テレビを見ていると、体調不良で番組を欠席するタレントさんが結構いて、私はかなり勇気を得ました。安心した、と言う方が正しいかも。
なんだ。いるんだ、私みたいな人。そりゃそうだ。誰だって、体調不良にくらいなるよね、人間だもの。
そんな訳で、ただいま、花粉症で泣きはらしたような目で、これを書いています。
負けへんで~、これからも。