こんにちは。珈琲館のパフェって美味しいですよね。元気を出した飯田です。
実は最近書いた短編にあるコメントをいただきまして、それで創作力が落ちていたというか、何だか小説が書けない気分になっておりました。
あるコメント、というのは僕の作品がとある漫画家さんの作品と酷似していたので「非公開にしろ」という旨のものでした。僕としては
1.当該短編はこの後連載を予定していた長編の前日譚であったこと、つまり本筋ではないこと
2.当該漫画家のことは存じ上げていたし確かに影響があったことは否めないが、僕としてはその影響を大事に受け止め、リスペクトを込めた作品にしていたつもりだったこと
など思うところはありました。
しかしケチがついた作品を上げておくのも何だか気分が悪いし、精神病の関係で反論する気力もなく、まぁ確かに「パクリだ」と追及されたらそれを完全に振り払うのは無理な内容だったので非公開というか、作品そのものを削除しました。
ただそういうことを言い出すと、他者から全く影響を受けていない作品は僕の作品群の中にはなく……。まぁ、その時点で創作者として落第なのでしょうが、「表現者として駄目なんだなぁ」と思ってしばらく(と言っても三日くらい)小説を書くことはおろか読むことも嫌になっていました。
この件についてはまだ心理的に解決できていないのですが、一旦立ち上がることにします。
同人の方も書かなきゃいけないのにこんなことで心が折れている場合ではないのです。
とりあえず本ノートで言いたいことは以下。
1.僕はプロじゃありません。ロイヤリティプログラムに参加はしていますが組織や団体からオフィシャルに報酬をもらって書いている人間ではありません。なので趣味で書きたいものを書きます。もちろん僕の創作物に関する責任の一切は僕にありますが、「この作品に似てるから取り下げろ」というコメントは今後一切受け付けません。気分も悪くなるのでコメント自体削除します。この対応を以て「読者を下に見ている」ととられるのでしたら、僕はそもそも読まれることを前提としていないと回答させていただきます。書きたいから書いているのです。読んでくれたらそれはそれで嬉しいですが、読んでくれと頼むことはしません。なのであなたはあなたの責任で僕の創作物を読むことになります。その結果不快な気持ちになっても僕は責任をとれません。
2.1.のようなことを書きましたが、今後は僕の創作物が読者の不快感を煽らないよう最大限配慮しながら書きます。それでも僕が主な創作場としているミステリーでは人が死にますし、誰も傷つけない作品を書くことはできませんが、できる範囲の配慮はします。「誰かの作品と被らないようにする」という配慮もこの中に含まれます。しかし僕の判断で「これは盗用ではない」と判断された場合は多少他者の作品と類似した作品が出る可能性があります。ご了承ください。
3.例えば僕が☆四桁ユーザーなら人の作品と被ってしまうことは社会的に悪影響が出る可能性がありますが、僕は基本的に☆は二桁、『僕まだ』はようやく三桁に行きましたがその程度の作家です。故に影響力も低く、まだ「好きに創作をやっていい身分である」という認識でいます。もう少し人気のある作家になったらコンプライアンス意識を改めることにします。
他にも「作中で殺されてる猫が私の飼い猫と同じ名前だ」「この冒頭じゃ読まれないから私の言うように書き直せ」などといったクレームを受けたことはありますがその手の主張に対しても一貫してコメント削除の対応を取らせていただきます。応援ボタンの後につけられるコメントはあくまで「応援コメント」なので、応援的でないコメントは本来の使い方に即していません。今後、僕も他の作家さんに応援コメントを書く時は応援的な内容であるかどうかを検討してから投稿するようにするので、皆さんも応援的な内容を心掛けていただけると幸いです。もちろん応援的、非応援的の境界にあるコメントはあるでしょうが、そこは作家との信頼関係を考慮してふさわしい態度をとっていただけると幸いです。
長くなりました。
ちょっとすっきり。
明日からはもっと楽しく創作します。
以上、よろしくお願いします。