新作のほうは戦記物をミクロ視点からやってみようという試みでしたが、かなり書きづらいですね。設定そっちのけで勢いだけで書いたのがそもそも悪いのですが・・・・・。
この点はアルスという小国の王子を通したマクロ視点から描いた戦記物のほうが、色々な問題点が描けて個人的に楽しいです。
今現在、イスラエルの暴走による『エゼキエル戦争』(Greater Israel構想による)とごく一部で呼ばれているシリア全土の侵攻が始まってます。これは対岸の火事ではなく、思い切り日本が巻き込まれる可能性があります。
例えば、日本の原油の97%がホルムズ海峡を通ってますが、そこを閉鎖されたら日本はガソリンを失い輸送手段を失い、物流が止まります。何度か封鎖するという話が話題に上ってます。アルジャジーラでは報道されてたと思います。
そういう報道、日本では一切されてないですよね。
こういうの、小説の題材として盛り込むにはマクロ視点のアルスのほうが良いんですよね。