今回の国王裁判はルイ16世の国王裁判を参考にしています。
ルイ16世といえばマリーアントワネットが有名です。
私が学生の時には歴史の教科書には、マリーアントワネットの名言として「パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない」というのが載ってました。
今も載ってるんでしょうかね?
これ嘘です。こんなことマリーアントワネットは言ってません。
かなり悪女のように扱われているマリーアントワネットですが、実際は逆です。
フランスが経済的に困窮してるを知った彼女は、パーティーで開く食材をなんとかしようと、ヴェルサイユ宮殿の一画で畑を自ら作ったりして一生懸命支えようとしています。
本当の彼女の名言の数々を下に列挙しますと。
「さようなら、わが子たち。永遠に。私はあなたたちのお父様のところへ行くのです」
「勇気!私は何年もそれを示してきました。私の苦しみが終わるその瞬間に、この勇気まで失ってしまうと思いますか?」
「さようなら、愛する人。あなたを愛するのを止めることができるのは、唯一死だけ」
「何も必要ありません。すべて終わったのですから」
「不幸になって、初めて人は自分が何者なのかを知るのです」
「私はすべてを見て、すべてを聞いた。そして忘れてしまった、それらすべてを」
「みんなを失望させること、それこそ私の最大の不幸です」
「私は王妃だった。あなたは私の王冠と、妻としての地位を奪った。私の夫も、母としての私も殺した。私の子どもたちも奪われた。残るは私の血だけ。さぁ私の血を持って行きなさい。いつまでも苦しませるのはやめて」
こんな感じです。どうですか?印象がガラッと変わりませんか?
最後に、マリーアントワネットの最期の言葉を紹介します。
「ごめんなさい、ムッシュー、わざとではないのよ」
処刑台に登る際、よろめいて処刑人の足を踏んでしまったときに発したマリー・アントワネットの最後の言葉です。これから自分を処刑する相手にも丁寧に頭を下げる言動から、マリー・アントワネットの礼儀正しい上品な姿がうかがえますよね。
いったい、うちらは学校でどこの世界の歴史を勉強させられてるんですかね?
嘘だらけの教科書は本当に止めて欲しい・・・・・・。