• 異世界ファンタジー

40~43話のプロパガンダ合戦を歴史的背景から考えてみる

40話~43話にかけて3大ギルドとリヒャルト伯爵のプロパガンダ合戦が激しく行われている背景を歴史的背景から少しだけ語ってみたいと思います。

 3大ギルドが行ってきたプロパガンダにより、エハルトが何度も有りもしないことで誹謗中傷されるというシーンが出てきたり、アルスが事の真実はともかく、世論を扇動していけばいいという趣旨のことを言っているシーンがあります。これは、ある事をきっかけにしてプロパガンダを行い、世論を導くことを指しています。

 例えが悪いですが、中国の南京大虐殺(日本人が南京で中国人を虐殺したという大嘘)に使われている写真は、通州虐殺事件のものです。通州虐殺事件は、1937年(昭和12年)7月29日に中国保安隊が反乱を起こし、日本人225人が余りにも無残な殺され方をした事件です。

 この事実は教科書では一切取り扱っていません。なかったことになっています。そして、なぜかこの事件の写真が南京大虐殺として使われているのです。これが中国が行っているプロパガンダです。事の真相はどうあれ、多くの中国人がこれを信じているのでしょうね~><

2件のコメント

  • 人は「真実」を知りたいのではなく、都合の良い「事実」を認めたいだけだ。
    だから庶民には「聞こえの良い事実」を伝えていけば良い。
    古代からこの考えが普通で、一般人はそれすら知る機会がなかった、という現実。
  • こちらにもコメントありがとうございます!
    すみません、気付かずお返事遅れました><
    そうですね、これは歴史上のお話というだけでなく、現代でもずっと行われている恐ろしいことですよねぇ。
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