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スリマジェこぼれ話(7)第二部の話とスリマジェ誕生秘話

 やはり完結すると、PVの伸びや勢いが落ちてきたスリマジェです。早々に第二部に着手しなければならないのですが、プロットがまとまっていないので、ひとまずはこぼれ話でお茶を濁そうかと思います。
 ところで、第一回カクヨムコンテストの読者選考もこれを書いている時点で残すところあと30時間余りとなっております。まだ気になる作品を読んでない方は、ぜひぜひ読んで評価してあげてください。出来れば、その次はスリマジェを……!

   🌟   🌟   🌟

 第二部ですが、結末だけはもう決まっていまして、後はプロットだけなのですが、この作業が難航しております。
 というか、いつかスリマジェが受賞したら、担当編集者さんと相談しながら第二部を考えようなどという甘い妄想をしていたので……!(作家志望という人種はみんな、書き上げる前から授賞式でのスピーチぐらいは完璧に考えてある程度には妄想力が高いです)
 世の中、そう甘くはありませんね。

 番外編の最新作「プレシー暦214年 初冬」が、そのまま第二部の予告編というか、ちょうど橋渡し的な位置づけに当たるエピソードとなっておりまして、ペギランに○○の存在が発覚したり、△△が実は××ていたり、色々と見どころがチラ見えしているので、まだ読んでいない方はぜひぜひ読んでみてくださいね。
 もう一つ言えるとすれば、第二部では騎士団を結成する……かも知れない。

 スリーピング・マジェスティは2011年の春に突如生まれた作品です。当時、電〇文庫に小説の初投稿を終えたばかりでした。
 応募から2~3週間ほどしたある日、なぜか急にスイッチが入り、1か月とちょっとでプロットから何からゼロから作り上げ、14万文字を書き上げてしまいました。

 2011年当時はまだウェブ小説の書籍化が一般的ではなくて、ラノベ系の出版社さんも二の足を踏んでいた状態だったと思います。ウェブ小説では「内政主人公」という言葉があったそうですが、まだ一般的ではありませんでした。今でこそ中世風の作品は広く受け入れられていますが、当時はまだ中世風の作品は売れないと信じられていた時期でした。そんな中で新人賞に応募したのが、中世風・内政主人公モノのスリマジェ。当然、当時は惨敗でした。

 でも、今ならもしかして──?
 多くの読者さんに、刺さってほしいなぁ。

   🌟   🌟   🌟

 再三のお願いになってしまいます。
 ここカクヨムの評価システムは、気軽に何度も変えることができるようになっています。
 現在、ランキングを見ればわかる通り、短編がかなり強いです。
 カクヨムユーザーの皆さんは「読み終えてからでないと評価はできない」という誠実な方が多いように思うのですが、それだと、今のような短編無双状態になってしまうのですね。
 なので、ちょっと読んで面白いと思ったら気軽に☆を入れ、先々の展開次第では☆を増やしたり減らしたり──、そういう文化が根付けば、長編も短編と同じように戦えます。
 もし、ある程度まで読んだところで面白い、と思ったら、気軽に☆を投げるようにしていただけたらと思います。
(それでも、ミステリはさすがに謎解き編まで読まないと評価は難しいですよね……このあたりのバランスは難しいですが)

 それでは。

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