二ヵ月ほど前でしょうか、『かぐや様は告らせたい』の作者である赤坂アカ先生が漫画家からの引退を発表されました。
『かぐや様』はアニメ化や映画化もされた大人気漫画、さらには自身は原作者を務め、人気漫画家の横槍メンゴ先生とタッグを組んだ『推しの子』も人気作となり、まさに絶好調の中での引退宣言とあって驚いた人は僕も含めて多かったと思います。
さて、その赤坂アカ先生の引退発表に纏わるインタビューにおいて、元ネタを知っている人しか相手に出来ないジャンルは廃した方がいいと言っておられました。
インタビューの中ではあくまで漫画業界の話としてですが、これは小説やその他の創作ジャンル全般にも同じことが言えるのではないかと思います。
私自身、有名作のパロディをよくやりますし、いわゆるお約束も多用します。
ですが確かにそれは楽しんでもらえる対象者を狭めることになり、純粋なエンタメとしてはやはり歪な形と言わざるを得ません。
先生が仰るように「老若男女、全ての新規の人を対象にした、それでいて純粋に面白い作品」こそが王道であり、とかく何かヒット作が生まれればその亜流ばかりが出るエンタメ業界においては、この志が必要だと僕も思います。
ああ、出来ればこのインタビューを『無双の細道』のプロットを切る前に読みたかった。
だったら第二試練・生試験編にこんなオチは持って来なかった、持って来れなかったよ!
でもやってしまいました。このインタビューを第15話を書く数日前に見ておきながらも、もはや私に引き返す道は残されていなかったのです。
かくなる上は私に出来ることはただひとつ。
高橋留美子先生並びに小学館、スタジオ・ディーン関係各社の皆さま、見逃してくれぇぇぇ(土下座)←これもドラゴンボール芸人であるR藤本さんのネタのパクリという(笑)
<お礼>
頼む、見逃してくれぇぇぇぇぇ(ぁ