お疲れさまですーたかぱしです。
7月も半ばを過ぎましたので近況ノートをしたためている次第でございます。
とはいえ、半分以上を留守にしておりました。久しぶりのカクヨムです。
というわけで、特に報告するようなこともないわけです。
お察しの通り以下どうでもいい感じ話が始まります。
タイトル通り関空へ無事に行って来ました。大阪駅付近とかもちょうこわかったけどがんばったー。
で。関空でなぜかヒマな時間が4時間も発生してしまいまして。日程の都合上もう仕方なかったんですよ。
半分以上は空港内をうろつくことで潰しましたが、それも限界があります。
この時間を無駄にしないためにと、ベンチに座ってつらつら書き物をすることにしました。
それで、最近脳内に煩く遊びに来るようになったかっぱが一匹いまして。こいつを書くことで退治してやりました。
書いたら満足したのでしょう、すっかり顔を見せなくなって脳内平穏無事です。良き良き。
書いたといってもプロット……というか、下書き? ですが。
小説には起こさないと思うので、記念にこの下にはっつけときます。
というわけで、非公式下書小説『かっぱの彼方さん・再び』どぞ。
あ、ノートへの殴り書きをそのまま載せるので、やたらひらがな多かったり文章になってなかったりしますので、そこんところはご了承ください。
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ヒマなので。
『かっぱの彼方さん・再び』
プロット
彼女にしたい娘が初めてうちへ。夕飯作ってくれるってよ。(和歌ちゃん)
うきうきする和真。
持ってきてくれたビール。彼女は飲まない。
じゃあごめんねって言いつつ冷蔵開ける。
彼方いる。
閉める。
勇者のかっぱが15センチで居候の異世界かっぱ。(混乱中)
そっと開けると
「お、よぅ」
やっぱりいる。しかもなんか白いけむくじゃらに抱きついてる。
閉める。
おおおおお!? 再会の感動とかそんなんじゃない。
ただただひたすら驚きと疑問と、若干のどうしよう。
彼女に聞いてみる。
「はちゅうるいって……平気?」
「えっ!? や……べつに、だけど……え、飼ってる……の?」
平気だと言いつつ、辺りへ警戒の目を向ける和歌ちゃん。
これぜったいダメなやつじゃん。
「ちがうちがう。全然飼ってないよ!」「そっかー。……ビールは?」
ごまかしつつ、ビール出さないと。
そっと開けて。やっぱりいる!
「よぅ、和真、ひさしぶ、むぐ」
「しーっ!!」
てぶりみぶりで和歌ちゃんに見つかるとやばいと伝えようとするが。
出てくる彼方。そして一緒に出てくるもじゃもじゃ。
「???」
なんだこいつ。でも話してる場合じゃない。
「ちょ、かくれてろよ!?」
言いきかせつつ、ビールを持って戻る。
「ごめんごめん。お待たせ」
よし、たのしいご飯だ。
そっとのぞいている彼方。堂々と出てくるもじゃもじゃ。
気が気じゃない和真。
あっちいってて。とやると、しゃーっと影になって走る彼方。
むしろ早すぎてなんか通り過ぎた感がすごい。
「……あれ?」
振り返ろうとする彼女。
「あ、あ、これ、これすっごいうまいね。え、なんて料理?」
振り返らせまいとする和真。
「あー、これ? そんな名前があるようなのじゃなくって――」
その後ろをのそのそと歩いていくけむくじゃら。
だからあれなに???
「そ、そっか。へー、すごいねー」
うわの空になる和真。味が分からん……
「どうかした? ……口に合わなかったカナ?」
「ちがうちがう」
なんか横壁を登りはじめる彼方。ひー。
「ならよかったー」
ビールをあける。超反応する彼方。来ようとする。
あ・と・で。や・る・か・ら。こ・っ・ち・く・ん・な!
ちぇっという顔の彼方。やっぱり来ちゃうけむくじゃら。
必死で話をそらす和真。
ハイスピードで回収に来る彼方。
(みたいなやりとりがちょっとつづき)
「か、片付けは俺がやるから」
「ちゃんと片付けまでしてくのに」
「だ、大丈夫。明日も仕事だし、遅くなっちゃまずいし」
まだそんな遅くない。
「え、でも、二人でやればすぐだし」
「い、いいよいいよ。作ってもらったから、片付けはやるから」
……結局追い返すみたいになった和真。
深いため息。
「よぅ、久しぶりだな」
元気な彼方。
「なんだなんだ、今の彼女か、お前。すみにおけねーなー」
いろいろ聞きたいことはあるんだけど。とりあえず言葉に出てこない和真。
「違うよ。……うまくいけば今日なるはずだったけど……」
誰かさんのおかげでそれどころではなくなった。
「……そーゆーお前は? ちゃんと五股はなんとかしたのか……?」
最初に聞くことでもない。
視線をそらす彼方。
「ん、大丈夫だ」
「……大丈夫そうじゃないな」
「いやほんと。問題ない」
「うそっぽいなぁ。どうやって清算したんだよ」
「……俺が戻ったらな……皆もう結婚してた……」
「……」
無情。
「いやいや。だから俺はほんと大丈夫だ。
それよりお前も無事そうでよかったなー」
(あとがき後。のはなし。ネタバレはしないように。)
気を失って、二人はそれっきりだった。和真が気がついたのは病院。
「うん。まぁおかげさまで。
で。いろいろ聞きたいけど……まず、これなに?」
「これ」白いけむくじゃら15cm。
「失礼だな。まぁ話すと長いんだが[省略]つーわけで、その異世界で共闘した勇者だ」
……まじか。
白いけむくじゃらの見た目詳細。……え、もしや。
「イエティ?」
「いえてぃ?」
「ボーーーティーーー?」
イエティ画像検索。みせる。
「ホワーナヤーヒャーホワワラナーナ?」
「???」
「この世界にも雪山人(サガー)がいるのかっつってるぞ」
「いや、いない……はずだけど……ね…」
なぜまた15センチ。
「にしても、お前、いろんな世界を救いに行ってるのか?」
「まぁ、な」
最近の彼方は世界を渡り歩いて救っている。
この間はさすがに寒い世界で閉口していたところを救ってくれた現地勇者(イエティ)。
(↑黒幕を探すため)
その後。白い吹雪のような召喚陣。入った先は…暗くて寒いところだった。
またかと仕方なく(イエティで)もふもふしていたら、パカーってあいてお前が。
デジャヴ。
「え、でも待って。ってことは……この世界にまた危機が!?」
そんな馬鹿な(←一応魔王知識があるけど面倒だから説明しない)
「うむ。そうかも知れないな」 (イエティの名前がないっ。)
難しい顔で彼方。
「バーーファーザーー」
なんか言うイエティ。
「ちょっと待っててくれ。こういうのは根回しが肝心だ」
妙なことを言って聞かせる彼方。
「なに、どういうこと?」
「なにまぁ、難しい話じゃねーよ」
「うん」
「俺たちはこいつ(イエティ)の世界でも魔王を倒した」
「すごいな」
「そんでこれからも黒幕を追い続ける」
「うん」
「…が。さっきの魔王のやつ、なんの報酬もなくてなァ」
「……ん?」
「まぁ、そりゃ勇者だし? 魔王がいたら倒すが。が!」
「…………が?」
「やっぱ少しはなんかご褒美がないとなァ」
「……」
「ほら、モチベーション? とかやる気? とか。回復しないだろ、なかなか」
「…………」
「それでまぁ、なんつーかな。悪いとは思うんだが」
「……で?」
「生ハムくれ」
……この勇者。世界を超えてたかりに来やがった。
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これは、アレですねー。第三者を絡めてのわちゃわちゃ感演出方面へチャレンジしようとしたんでしょうねー。
そして「なんか15センチ勇者増える」っていうネタも書きたかったんでしょうねー。
結果として二つのネタがぶつかり合って完全に殺し合っててダメになっちゃってるやつですねー。
あと相変わらずオチが酷い。
いい暇つぶしにはなりましたが、もう少し真面目に考えないと小説にはなりそうもないですねー。
現場からは以上ですー