• エッセイ・ノンフィクション
  • 現代ドラマ

官庁の障害者雇用“水増し”の次は、NHKの“水差し”問題

 インドネシアで開催中のアジアパラ大会。パラリンピックを中継しない民放はともかく、平昌大会でもパラリンピックを中継してきたNHKがアジア大会をLIVE中継していません。チャンネルはいっぱいあるのにね。
NHKに問い合わせたところ「中継はしませんが、ニュースやサンデースポポーツ2020、ハートネットTV」で取り上げます」とのご回答。丁寧に中継した上、ニュース等でも大きく時間を割いて伝えた健常者のアジア大会とは対照的です。回答は説得力に乏しく論理が矛盾している上に、300人以上の選手団を送り込んだ大会を軽視し過ぎです。御協会の基本姿勢が垣間見えて、残念でなりません。何より2020東京オリ・パラを直前に控え、パラ・スポーツへの理解や普及を図っていることに逆行するだけでなく、バリアフリーや共生社会にも水を差しますよ、公共放送のNHKさん。
 窓口で対応してくれた女性にクレームを入れても大人げないので、連載中の3作目の第26話にアップしました。スポーツ界の「共生」については、前作の「政治的未関心Ⅱ」で提起したように、オリ・パラを統一・一本化すればキレイに解決する課題は少なくありません。本作はお読み頂かなくても、皆さまにはどうかご一考頂きたい大きな問題です。ちなみに、官公庁の障害者雇用の水増し問題について23話で取り上げています。
えっ、受信料? 御協会の不祥事による不払い運動の時期も含め、ちゃんと払ってますよ、NHKさん!

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する