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最低限文化的生活2

https://kakuyomu.jp/works/16817330656927273343/episodes/16818093078085423571


 意識を肉体に戻すと黎明の空色が窓から差し込んでいた。遠方では獣の鳴き声。原始の人間がぼちぼちと起き始める時間である。仕事は明るい内にしなければならない。俺は「さてと」と身体を起こした。





 ……あぁ、そうだったな。




 隣を見て、横になっているエーラと目が合った瞬間に思い出した。彼女と同棲しているという事を。

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