• エッセイ・ノンフィクション
  • 歴史・時代・伝奇

和讃、遺偈

伝、転ぶとて、慌て致すな、いたづらに、だるま転ばず、壁をこそ見る

伝、あくあらば、それを退くかがみあり、二人ましませ、文殊あらしゃる

伝、東洲斎、筆を振るいて、大首絵、潔きかな、退くを知るひと

伝、子を残し、上に登るも安身ぞ、三ツ矢屈せず、折れること無し

伝、上を見て、己が我が身を嘆くなよ、上に伺候す、それが堪忍

伝、かんしけつ、粗末にするは、愚かなり、いらぬものにも、仏まします

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する