パンツというものの実在を疑っているのです。
人々は、スカートの中にはパンツがあるのだと言います。漫画やアニメでも、そのように描かれています。
しかし私にはどうしてもそれが信じられません。この目で見た事がないからです。
おそらく世界のどこかで観測はされているのでしょう。私も、知識として伝え聞いてはいます。しかし、この目で直接確かめていないものの実在を、真に実感する事などできるでしょうか。
どんな暴風の日でも、どんな急な階段の下でも、私はそれを実感した事がありません。そういう意味でパンツとは、私にとってオーロラのようなものと言えると思っています。
いつかパンツが、虹のように身近に感じられるファンタジーになってくれる日は来るのでしょうか。
ところで、新作の小説が公開されました。
お目通し頂ければ幸いです。