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十万字に殺された日

拙作「女子小学生がロックで一発逆転する方法 ~全国ご当地バンド残虐非道トーナメント~」がコンテスト規定の十万字に達しませんでした。無念です。

まったく、己の遅筆を恨むばかりです。もしかしたら執筆のやり方が良くなかったのかもしれません。

基本的に小説を書くときはまず母星との通信を行い、送られてきた内容を脳内会議中央委員会にて査定、可決されればタイピング奴隷がそれを文章にします。

脳内会議中央委員会は多数決を絶対視する民主的な組織であり、構成人数は一名。大抵の議題を1-0で可決するため、スムーズな議会運営が可能となっています。

しかし最近はこのシステムがうまく回っていませんでした。母星から送られてくるデータにはエロ画像がしょっちゅう混入するし、脳内会議中央委員会は委員の欠席により開催できず、タイピング奴隷は民衆を率いて革命を起こし、下剋上してタイピング皇帝になりました。

そのように色々あって十万字が達成できず、応援してくれた皆様には申し訳ない結果となってしまいました。

とはいえ、まだ全てが終わったわけではありません。
これからはより一層がんばって、この理不尽な世界をブチ滅ぼしていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

という言葉が母星から届きましたが、脳内会議中央委員会により否決され、不採用となりました。

まだ作品が死んだわけではありません。
これからはより一層がんばって、まずは完結を目指したいと思います。これは可決されました。

世界はその後で滅ぼします。


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