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新作SF(すこしふしぎ)「狐の嫁憑き」公開! と、怪談が好きなわけ

ウォーキングではしっかり「すこしふしぎ」を考えました、歩です

「怖くない、けれど少し怖い」

それが今回の公式「怪談」自主企画の意図

あと、実話系ということで

それをまたしっかり頭に入れて……

出来ました!



「狐の嫁憑き」(きつねのよめつき)
https://kakuyomu.jp/works/16818093082283851922

SFです! 少し不思議です!!

よく考えたら怖いけど、怖くないです!!

その「よく考えたら」は、つまり……

ネタバレになるから言えませんけど💦

〇の執念、応えるも応えないもって、ところですかね(タイトルでネタバレしていますが)

〇を使ったところは、予告通りですね!



因縁、恨みつらみ、親の因果が子に祟り……
と、ジャパニーズホラーにしてしまうと柳田国男先生も嫌うものになりますが

【怪談が好きなこと、その意味】

ホラー読めない(観られない)のに、怪談は書くわけを語ります
(読み飛ばし可)

フォークロアというものがあります

広義で口承文芸でいいんですが

民俗学、あるいは文化人類学の一つになります

怪談や怖い話もその一つだと思うんですよね、私は

実話系と呼ばれるものは特に

その意味では都市伝説さえも、実は研究対象になります、いや本当に

「信じるも信じないもあなた次第」

などと投げっぱなしにせず、現実にあるもないも関わらず、何故それが流布するのかを深く考察するわけです

松谷みよ子先生の「現代民話考」の中には、これっていわゆる怪談だなって思えるものも多いのです

あるいは「新耳袋」に載る話も、突き詰めれば江戸の随筆「耳袋」や「甲子夜話」なんかから変わらず続いているなと読めるものもあります

どこかに共通点があり、それは今も昔も変わらない

また、実話系は淡々と語られる

ただ「そんなことがあった」だけ

それがいい

考察とか因縁とか、それは不要です

それをしてしまえばもう実話系怪談ではなくなると思っています、私は

作られたものではない

自然発生のものである

道で見知らぬ人にぶつかってしまった、それと同じ

怖い人ならばインネンつけられるかもしれないけど、普通なら謝り合って終わり

怖い思いをしなければ、すぐに忘れてしまう

それと同じ

実は誰もが体験していることかもしれない

その不思議にたまらなく惹かれるわけです、私は

昔話もそうなんですけど、口承文芸ってものは元々は形がないだけに伝え続けないと廃れるんですよね

訊かれて「そういえば……」って思うけれど、本人にとってはすれ違いざまのほんの一瞬の出来事と思っているからたいしたことないと記憶の隅にあるだけ

大袈裟でなく、口伝えのなかにこそ、日本人はどこからきてどこへ行くのかの答えも内包されているのに

そんなわけで、怖がらせようとするばかりではない、スプラッタもない、「ふるきよき」と感じられる作品を書くわけですよ、私は

忘れられないように、思い出してもらうように

それはでも建前

私自身がただただ実話系怪談や妖怪話が好きで、考えるのもカクのも楽しいので! っていうのが一番大きいですけどね!



宣伝

・【花火の帰り道】
https://kakuyomu.jp/works/16818093082169469010

「完結」にしていなかったこと、さっき気付きました💦
「完結」にいたしましたので💦

・【狐の嫁憑】(きつねのよめつき)
https://kakuyomu.jp/works/16818093082283851922

あと一つくらい「怪談」出そうと思いますが、次はじっくり考えます
「5000字」程度の話にしたいんですよね
「花火」や「狐」の倍くらい

それで最後かなあ
公式自主企画に送ろうとするのは

二つできたので、もう出来なくてもいいと大きく構えていれば、案外またすぐ出来るかも?

・コレクション【怪談】
https://kakuyomu.jp/users/t-Arigatou/collections/16817330661746082783

・コレクション「モニかな」
https://kakuyomu.jp/users/t-Arigatou/collections/16818023212218807947

二つだけ抜き出し

・「モニかな(プロト)」【モニカのはじめてのおつかい、できるかな? ~王国の運命は幼女に託された!~】
https://kakuyomu.jp/works/16817330669717008980

・「前日譚」【モニカとビックリ箱、なにが入っているのかな? ~幼女、伝説の大魔獣ケルベロスと出会う~】
https://kakuyomu.jp/works/16818093073413152305

・【浮世草子「源十郎隠奇譚」】
https://kakuyomu.jp/works/16817330648515261241

「源十郎」もちょこちょこまだ読まれています
それである限りは宣伝続けましょう
埋もれるのでね、わりと昔の作品なので

よろしくお願いします
(*歩v歩*)

4件のコメント

  • 民俗学、大学で少し勉強したから、机の奥底にある資料でも引っ張り出そうかしら?
    埃が出て、ゴホン!としそうですが(笑)
  • もっちゃんさま

    再び、こんばんは(笑)

    民俗学も幅が広いですからねえ
    というか、日本民俗学って、何から何までってきちんといまだに定義出来ていないんじゃないかしら?
    興味のあるところをちょっと調べるだけでも、民俗学にかかわらずおもしろいと思うので♪
    知識欲、また満たしてくださいね
  • こんばんは❣️
    おおっ!公式の企画に参加されるのですね😊
    怖いもの系に全然触れないので私には無縁かなと思うのですが、気になります……🤔💭
    でも読んで怖かったらどうしようと思うとなかなか読めない……!
    ジレンマです笑。
  • 夕雪えいさま

    こんばんは
    スープカレー、美味しかったようで何よりです! 元気出てこられたようで❤

    この「怪談」の公式企画なんですけど、私は3度目になります
    今回も「怖そうで怖くない、少し怖い」とか
    前の時も妖怪を絡めるようなものであったりして、純粋なこわいホラーではないようです
    だから私も参加できていますが、本文にも書いている通り、私もホラーは読めません! ホラーってついてるだけで敬遠しがちなので💦
    なので、えいさんもご無理なさらず
    少なくとも私は応援していただけるだけで励まされていますので❤
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