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海が沫になる頃

久しぶりです。青海夜海です。
此度、カクヨムコン7短編にて、『海が沫になる頃』を投稿しました。

短編ということで、深夜と月乃の出会いと別れ、すれ違いや遠ざかり、近づきを得た二人の人生の到着店。もしくは新たな序章を書きました。
人よりも劣っている深夜が中学一年生の時、隣の席だったのが明るい性格の月乃。
孤独がちで自信がない深夜に月乃は言った「あなたはそのままでいい」と。
決して甘いだけではない中学高校生活の果ての大学生活。
夜の浜辺で月乃は言った。

「私たち別れよ」

六年間の日々を得て付き合った二人の間に入り亀裂。
それは、互いを思い合った静かで激情的な沫だった。

あと、一話だけ更新するつもりです。

二人の拙い青春をどうか。

想いが沫となり、海を染めることを。

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