青海夜海です。
「夜明けより蒼の世界で生きる者たちへ」第二章へと無事突入できました。
第一章では綴琉とレイナ、ルナこと七歌の生き様が交差した話だったのではないかと思います。
正反対のレイナと綴琉。誰かへの想いと認められたい己の欲望。他者と自己。
きっと交わりながらも対曲線で生き続ける二人の選択がどう左右するのか……
また、七歌の音楽をする決意や囚われの過去、その上でのレイナとの選択。それが希望などと言った明るいものでなくとも、それでも七歌が選び取った成長なのだと私は思っています。
まだまだ歪みに歪んでいる関係性、第二章からは更に彼ら彼女らの心の奥を深く抉り、忠実に描写していきたい思います。
また、新しい人たちも出てくるので楽しみにしていてください。
優しいお姉さん系栗色先輩と黒曜石のような異質な少女。
きっとこれは、誰もが抱える胸の内の代弁に過ぎない。
けれど、彼らの抗う姿がどうか生きることなのだと、私は彼らを描き続けます。
夜明けより蒼の世界で生きる者たちへ——続いていく彼らの生き様を