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【荒廃戦記】世界観解説②コロニー国家出現

作中でドーム型シェルターを拠点として、大戦以前の技術をある程度使用しアウターと対立する都市国家コロニー。
彼等がどのように成り立ってきたのかここでは簡易的に解説したいと思います。


作中で十基前後存在するドーム型のコロニーは元々、月面都市国家との対立により数十年おきに発生する地月戦争に対する要人向けのシェルター計画がベースになっており、その為の出資を前々から募っておりウルワ財団やアトラス・インダストリーなど世界最王手クラスでかつ、宇宙開発にも携わってきた大企業が名乗りを上げています。この企業名を見ると色々察することが出来ると思います(笑)
『第4次地月戦争』前後に建造されたコロニーは主に『大異変』発生後に社会の上位層が優先的に収容され、後に各地に規模を縮小した衛生コロニーを百基近く建造し変異種からの脅威から人類を保護する盾としての役割を担う…はずだったのですが、資源と予算の問題で衛生コロニーの計画は白紙にされてしまいます。
もっとも、コロニー自体の建造も変異種や暴動を凌ぎながら行われる過酷なプロジェクトで完成には十数年近くもの時間と多大な予算を消費しています。

アフリカにコロニーが存在しないのは変異種の数と襲撃が非常に激しく、工事にすら着手できなかったからです。
甲田怜の出身地である東京コロニーは割と最初期に建造され、ろくに改装もされずかなり老朽化しています。ディノスやセブンズが拠点をおいているワシントン・コロニーは後期に建造され他のコロニーと比べてかなり巨大で頑丈に作られており、内部に大規模の工業プラントを備えておりシール・ザ・ゲイトを除けば技術力、居住性共に最高クラスの水準を保持しています。
そのプラントの中にガリアレスト家が所有する区画があり、そこでディノスはリグシリーズの雛形となる『F系列』のGFやフェニクス・コバルト等を製造していました

コロニーに保護された人々は変異種の脅威から身を守ることが可能で中、大型級程度ならギガント・フレームが撃退してくれるためアウターと比較すれば変異種の恐怖は皆無に近いです。もっとも内部では外周と内周の格差が存在するのですが…

こうして各地のコロニーが完成しそれぞれの指導者はコロニー間で情報の共有と相互支援を確約し、荒廃した地球環境で人類存続の為に協力し各コロニーの代表がセブンズとしての合議制による政権を確立させました。

一方で北京閥と呼ばれる3コロニーはかなり事情が異なりここは月面都市国家からの帰還者と最大支援国だった中華連邦により建造されており、一応コロニー陣営に属しますが地球側と温度差があり別勢力に近い立ち位置を保っています。
そして彼等は月面都市国家の生き残りを保護するとある組織…のちに『ターロン』と呼ばれる団体を支援して自分達の影響力をアウター中心に高めようと画策していますが、そちらについては別の機会に紹介したいと思います

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