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言葉の野辺6

SF好きが高じて宇宙飛行士にまで熱をあげていた時期がある。
なんとかして宇宙飛行士の嫁になり、新婚旅行先はNASAと決めていた(痛い)。
そんな私の永遠のヒーローは、元コマンダー・若田光一氏。

◇永久に地球を離れていくような気がする。
 わたしを連れもどせる力など存在しない。
 そう思った。(リューミン/旧ソ連)

◇突然の無重力状態。
 シャボン玉に閉じ込められたように舞いあがる。
 わたしは宇宙船という子宮に抱かれた胎児。
 それでもなお、わたしの母が地球であることに変わりはない。
                (ヘマウゼウスキー/米国)

◇月が地球をめぐるように、わたしも地球をめぐる軌道にのる。
 そして星になる。地球をめぐる衛星のひとつに。(アレン/米国)

◇どうしてここにいるのか、今わかった。
 月を調査するためにやってきたわけじゃない。
 振り向くために。
 振り向いて、わたしたちの故郷・地球を見つめるために。(ワーデン/米国)

◇軌道上にいると、地球の夢ばかり見た。(リャーホフ/旧ソ連)

◇最初の一日か二日は、みんな自分の国を指した。
 三日目、四日目は、それぞれの大陸を指した。
 五日目になると、わたしたちの心の中には
 たったひとつの地球しかなかった。(アル=サウド/サウジアラビア)

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