ご無沙汰しております。
『伊緒さんのお嫁ご飯』でお世話になっております、三條すずしろです。
わたしが6年前、初めて完成させた思い出の小説を投稿します。
奈良時代に「隼人」と呼ばれた人々が、南九州からヤマトの地へと召集されたことはあまり知られていません。
この物語はそんな隼人の青年「カザト」が、故郷への思いとヤマトの人々への愛憎へのはざまで時代に翻弄される様子を描きました。
かつて存在したかもしれない人々の、歴史に刻まれることのなかった日々に思いを馳せて――。
第15回「歴史浪漫文学賞」3次選考通過作品