一華凛≒フェヌグリーク

むかしむかしあるところに、神様に愛された青年がいました。 むかしむかしあるところに、精霊に愛された青年がいました。 むかしむかしあるところに、人間に愛された青年がいました。 す…

コーヒーを飲みながら、かつて殺し殺された兄弟が対話する。 弟は贖罪の旅と新生のためのループを終え、兄は愛を償って一度死んだ。再開した彼らはコーヒーを飲みながら対話を重ねる。 かつ…

かつて『フラクロウ』と呼ばれる翼人がいました。 彼らは不老不死を目指して、かみさまを殺しました。 不老不死の技術は暴走して、世界は滅びました。 しかし、贖罪のために動いた『フラ…

文章練習用の小説まとめです。 「思いついて書いた物」「ある一定の描写練習のために書く物」「お題を出すメーカーなどからテーマを頂いた物」など様々になります。 残酷描写・倫理的にどう…

カクヨム創作フェス第三回のお題「秘密」で書きましたが、ジャンルが応募要項にのっとっていないと考えたため、応募しないで投稿します。

大図書館へ、定期連絡。 筆記者「留学生、ルゥルゥ」 同行者「回収対象、アレクシウス・ドラコニウス」 日付　「〇〇日海風薫る月」

夏が近いので、一度溜息を吐き出そうかと思いました。

大いに栄えた「ハピーメロウ」は、線香花火のような終わりを迎えた。 その技術は各地の技術者集団に継承され、世界ははじまりへと巡り着く。 歯車が軋む前、彼らが技術者（まじない師）にな…

故星の宗教（法律）に従った『復讐』を果たすことができず。居場所を失ったチェイムは、”さいはて星”の調査員に申し出る。 「ぼくには、怒るが分かりません」 「『復讐』をしても、嫌な…

風土記系FT短編小説　競作企画「調」の参加作品 『世界最後のトラベラー』https://kakuyomu.jp/works/16817139556698985768 ならびに 『…

ある日、南の空から灰の嵐が大きく膨れました。 湖の縁に並ぶ丘の一つから、地面も空も水もはいいろになって、空からも地からも生きているすべてが灰に変わる音がしました。 [削除済]さ…

大図書館に勤めるトラベルは、故郷不明の存在喪失者である。 期末試験の一環で『世界最後の詩』を探すはずが、とある生徒の実験に巻き込まれ、本来の行先ではない滅んだ世界―――通称『禁書…

逃げ場のない一本道を、走って逃げる。 どこまで逃げたらいいのか分からない。 ただ、家に行けばなんとかなると思った。 そんな中学時代の夢を元にしました。

拙作「星の浮島～月礼の巡歴～」の設定資料をまとめています。

『灰の病』が地上を滅ぼし、生物は空の楽園へ逃れた。 種を守るため『合成獣』となった彼らはやがて、知識を失い争った。

失恋した時のこと。

暗めの詩と明るい詩と色々です。 50個で、一度止めます。

今更　気付いてくれるなよ 余計　惨めになる