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『紙魚の手帖』vol.03に寄稿しました

東京創元社様の『紙魚の手帖』vol.3が本日2/10に刊行されました。
昨日の時点で入荷している書店さんもあったようです。
表紙をご覧くださった方はわかると思いますが、ちょっと信じられないような執筆陣の方々に混じって砂村かいりの名前もしっかり載っております。
どうやらすごい未来にやってきたぞ……。(どくんどくん)

砂村の商業誌デビュー作をチェックしてくださる方はぜひ、ご無理のない範囲でご入手いただければと思います。
勤め先の学生アルバイトにひそかな思慕を抱く主婦の物語です。
濃度の高い作品たちの中で存在感を放っているとは言えませんが、肩の力を抜いて読めるという意味では箸休めくらいにはなるのではないかと思っております。スイーツビュッフェの片隅にある具のないパスタくらいは役に立っているはず。
作品世界のイメージにこれ以上ないくらいぴったりの扉絵もつけていただきました。

既に嬉しいご感想もぽつぽつといただいており、そのひとつひとつに胸を熱くしております。
わたしも他の先生方の作品を贅沢に楽しませていただこうと思います。

『紙魚の手帖』、大きな書店さんにはだいたいあると思うのですが、なかった場合も取り寄せで数日以内に入手できるはずです。電子版もあります。
とにかく装丁から何からおしゃれで、知のエッセンスと高度なエンタメがつまっている奇跡のようなMOOK本です。
こんな素敵な文芸誌に呼んでいただいたなんて夢のようだなあと喜びをしみじみと噛みしめております。
そしてわたしを小説家にしてくれたカクヨムと応援してくださる皆様への感謝が深まってまいります。

デビューから来月で1年、ようやく小説家らしくなってきた砂村かいりを今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

雪の週末、気をつけてお過ごしくださいませ。

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