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新年、駆けまして

(喪中につきあの5文字が言えない……察してください)

本年もよろしくお願い申し上げます。
スポーツには疎い砂村ですが、正月は箱根駅伝を観ないと始まrunner。

…………

わたしのTwitterをフォローしてくださっている方々にはちょっと申し訳ないのですが、毎年1月2日と3日は箱根駅伝愛への愛をつぶやかずにおられず、少々うるさくなってしまいます。
年に一度のことなので、ご寛恕いただければ幸いに存じます。
※ちなみに夏の甲子園でも同様に盛り上がりたいのですが、仕事で観られないことがほとんどです。

今年も選び抜かれた走者たちが箱根路を走ってゆきました。
藤沢、茅ヶ崎、平塚。『炭酸水と犬』の舞台を駆け抜け、今わたしの住んでいる場所からほど近い中継所で、尊い汗の染みこんだ襷を受け渡していました。
もちろんですが沿道に応援にはゆかず、自宅で夫とテレビ観戦しました。

専修大学の選手に「海里(かいり)」さんというお名前の方がいて、思わず肩入れして彼の執筆した選手ブログを読んだりもして。

今年は往路優勝・復路優勝・総合優勝がばらばらという結果でした。
どのチームにも、どの選手にもドラマがつまっていて、その片鱗に触れるだけで胸がいっぱいになってしまいます。
家族の死や被災などを美談風に盛り込んだ実況には時折鼻じらんだりもしてしまいますが、それでもみんな、驚くようなエピソードを秘めて走っているのは本当のこと。

ああ、事実は常に創作を凌駕する。
敬虔な気持ちになります。

わたしも駆けたい、この執筆人生をひたむきに駆け抜けてゆきたい。
そんなエネルギーを画面から受け取ったのです。

その他についてはほぼ通常営業のお正月です。
感染症を考慮して旅行をキャンセルし、餅を焼いてよく食べ(餅はフライパンで焼くにかぎる)、大河ドラマの録画を一気に消化し、そうこうしているうちに出社の日が近づいてきました。

ううむ、これ既に感染爆発してるんじゃ? という不安が凄すぎて、東京の隣県で震えています。
うーん、うーん。雀の涙ほどの給料を得るために、バスと電車に乗って出勤するべきなのだろうか。3密満たしている職場に……。

今年は特に、あれとあれが無事にあれするまでは死ねないのです(察してください……2回目)。
生きていたい。
常より強く思う新年なのでした。

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