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前回の続き

 京都アニメーションを襲った惨劇、その犠牲者のお名前の一部が公開されました。

(以下、公表された犠牲者の方の実名が出ます。「見たくない」という方はブラウザバック願います)







 ……残念ながら、前回の近況ノートで書いた『私が(一方的に)敬愛する、とあるベテランクリエイター』こと、木上益治監督の死も、確定してしまいました。
 数多くの作品で監督を努めた武本康弘監督も、作画監督として絶大な信頼感に定評のあった西屋太志氏も。その他にも、スタッフロールなどでよくお名前を拝見していた方が……。

 そもそも、30人以上の罪なき、落ち度のない方々が亡くなられたというだけでもあまりにも酷い事件だと言うのに、アニメオタクとしての私に様々な感動を与えてくれた、お名前もお仕事の内容もよく知っている方々の命が、技が、志が、永遠に失われたのだと思い知らされ、改めて深い悲しみと悔しさ、やり場のない憤りが胸の内に溢れて仕方ありません。
 文字通り眠れぬ夜が続いています。
 夜、布団に入り目を閉じると、黒煙と豪炎に逃げ惑う誰かの姿を幻視してしまいます。

 私でさえこれなのだから、ご関係者やご同業の方々の苦しみはいかばかりのものか……。

 私に出来ることと言えば、故人の為に祈り、傷つき今も懸命の治療を続けている方々の為に祈り、ささやかながら寄付をし、そして自分自身の日常を維持し続けること……なのだということは理解していますが、胸の内の悔しさは消えてくれません。
 しばらくは情緒不安定な状態が続くと思われ、お付き合いのある方々にはご迷惑をおかけすることもあるかもしれません。その際は、恐れ入りますが平にご容赦願えればと思います。

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