• 異世界ファンタジー
  • エッセイ・ノンフィクション

長編ファンタジーはじめてます。

 いじり、罵倒、キレ芸の類いは、道端に捨てられた骨というのが持論です。
 その僅かに脂身の残る乾いた骨を、その場の皆で分け合ってしゃぶる行為こそコミュニケーションであると。
「そこ、も少ししがめそうやな」「なんや終わった思とったらまだ味があったで」「ほんとだ、ご馳走だね」「あーこの味は効くなぁ」
 身を寄せ合って一本の骨を回し食い。そこに美しさを見るのです。

 故にいじりは繊細で難しい。罵倒は、それを聞いて笑う耳をこそ、常に求めておるのです。

 悲しいかな、我々が扱うのは綺麗な皿に乗った脂身の多いステーキ肉ではありません。

 だから。何度か読み返せる類のお話が好きで、こんな話に、なっちまった……。

 物語はようやく、予定した1章の半分が消化できました。

 新年の目出度き日に、半分の抱負をば。


 少ない身を寄せて集めて。もう半分をがんばりまーす。

1件のコメント

  • こちらに失礼いたします。
    素敵なレビューをいただいたお礼を申し上げに参りました。

    本当にありがとうございました!

    いただいた言葉に似たようなもので、「役割が人を作る」ということを見て感銘を受けたことがあります。
    教師だって人間ですので、いろいろと抱えているのですが、「先生」と言う役割に恥じない身でいようという気持ちがとても大切だと思います。

    私の方でも、御作「いもてん!」で楽しませていただいております。
    続きを楽しみにお待ちしています。
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