• 異世界ファンタジー
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長編ファンタジーはじめてます。

 いじり、罵倒、キレ芸の類いは、道端に捨てられた骨というのが持論です。
 その僅かに脂身の残る乾いた骨を、その場の皆で分け合ってしゃぶる行為こそコミュニケーションであると。
「そこ、も少ししがめそうやな」「なんや終わった思とったらまだ味があったで」「ほんとだ、ご馳走だね」「あーこの味は効くなぁ」
 身を寄せ合って一本の骨を回し食い。そこに美しさを見るのです。

 故にいじりは繊細で難しい。罵倒は、それを聞いて笑う耳をこそ、常に求めておるのです。

 悲しいかな、我々が扱うのは綺麗な皿に乗った脂身の多いステーキ肉ではありません。

 だから。何度か読み返せる類のお話が好きで、こんな話に、なっちまった……。

 物語はようやく、予定した1章の半分が消化できました。

 新年の目出度き日に、半分の抱負をば。


 少ない身を寄せて集めて。もう半分をがんばりまーす。

3件のコメント

  • こちらに失礼いたします。
    素敵なレビューをいただいたお礼を申し上げに参りました。

    本当にありがとうございました!

    いただいた言葉に似たようなもので、「役割が人を作る」ということを見て感銘を受けたことがあります。
    教師だって人間ですので、いろいろと抱えているのですが、「先生」と言う役割に恥じない身でいようという気持ちがとても大切だと思います。

    私の方でも、御作「いもてん!」で楽しませていただいております。
    続きを楽しみにお待ちしています。
  • すちーぶんそんさん、こちらの紙幅をお借りいたしますこと、お許しくださいませ。

    聖書のみ言葉を引用しての、ステキな、そして、何よりも今まで他の方から頂戴したレビューコメントとは一線を画したオリジナリティ溢れるレビュコメをありがとうございました。私の性なる、オホン、いや、もとい聖なる小説にぴったりの素晴らしいレビューコメントで、大変嬉しく思っております😊。

    『芥 Ⅰ』もたしかお読みいただいてましたよね?芥シリーズは、私の作品のオールキャストで臨んだ作品でしたので、先に『卵子と精子』、オホン、いや、もとい『量子と精神』を先に読んでいただいてた方がより楽しめてたかと思います。そういう意味では、『神が授けた悪手』も短編なので、『芥 Ⅱ』に行かれる前に『神が-』にちょっと寄り道してからの方が、より楽しめると思います。

    『芥 Ⅰ』は前半は序破急の序なので我慢、後半が破、『芥 Ⅱ』は急なので、フルスロットルで怒涛の展開(笑撃の機銃掃射!)となっており、「全ての伏線を回収」という離れ技をやってのけている作品となっております♪

    GWにもしお時間あれば、良かったらどうぞ!
  • ご丁寧にどうもすみません。こちらこそ、素敵なレビューを頂戴し、あまりのお言葉に、隣のおとっつぁんがフル〇ンで表に飛び出してくるほどの奇声をあげてしまいました。
    嬉しさあまって、つたないレビューをお目汚しいたしましたがなんだかご満足いただけたようで恐縮です。

    また貴著におじゃまさせていただく際には、そのようにしたいと思いますので、重ね重ねありがたく~。

    かしこ。
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