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船魄紹介【雪風】

【雪風(ゆきかぜ)】
・艦として
 ・艦種:駆逐艦
 ・艦級:陽炎型駆逐艦八番艦
 ・前級:朝潮型
 ・次級:夕雲型
 ・建造:佐世保海軍工廠
 ・進水日:1939年8月2日
 ・所属:第一艦隊
 ・全長:119m
 ・水線幅:10.8m
 ・基準排水量:2,000噸(トン)
 ・対艦兵装:四十口径八九式十二糎(センチ)七連装高角砲×1 九八式十糎連装高角砲×2 九二式六十一 糎四連装発射管×2
 ・対空兵装:九六式二十五粍(ミリ)三連装機銃×8 同単装機銃×15 
 ・対潜兵装:九四式爆雷投射機×1 六式墳進爆雷砲×2
 ・搭載機:なし
 名前は吹雪の異称などを意味し、初使用。ワシントン・ロンドン海軍軍縮条約が失効し、何の制限もなく設計された甲型駆逐艦の一隻。帝国海軍の駆逐艦の完成形の一つと称される。因みに秋月型は乙型、島風型は丙型駆逐艦と呼ばれていたが、現在ではあえてそう呼ぶ者は少ない。
 大東亜戦争では駆逐艦の損耗率が非常に高い中、20回以上に渡って出撃して生還し、幸運艦として海軍全体に名が知れ渡っていた。大和、長門、金剛など名だたる軍艦を護衛し、レイテ沖海戦では瑞鶴がアメリカ艦隊を壊滅させる前に3隻の駆逐艦を共同で沈めている。
 戦争も後半に入ると対艦用の主砲を使う場面がほとんどなくなり、日本の駆逐艦にはよくある改造であるが、45年10月には後部主砲2門を両用砲の長10cm砲に切り替えて対空戦闘能力を強化している。また、これは他に例がないが、一番主砲を12.7cm高角砲(両用砲としても使用できる)に置き換えており、対空戦闘能力は秋月型に近いものがある。
 戦後はその武運にあやかって船魄化が早々に検討されていたが、乗組員が嫌がって船舶化が遅れたという過去がある。現在は帝国最強の第一艦隊の駆逐隊旗艦を勤め、基本的に本土とその周辺でしか活動していない。


・船魄として
 ・技術系統:日本式第二世代
 ・身長:154cm
 ・体重:65kg
 ・血液型:O型
 ・髪:茶色
 ・目:白
 ・好きなもの:抹茶・カステラ
 ・嫌いなもの:幸運・仲間
 いつも白い着物を左前に着て、顔を半分隠している少女。先述のように幸運艦としてもてはやされる雪風であるが、本人は自らのことを死神だと思い込んでおり、可能な限り誰とも仲良くならないように努めている。いつも話している相手を巻き込むほどの暗い雰囲気を醸し出しており、度々自分の運命を自嘲する。
 因みに、同じ幸運艦として駆逐艦時雨と『呉の雪風、佐世保の時雨』などと並び称されたこともあるが、時雨とは取り立てて仲がいい訳ではない。
 なお元の主砲を全て置き換えてしまった影響で、船魄化当初は砲撃に困難があったが、数ヶ月で新しい艦砲に慣れている。それほど優秀な船魄なのである。

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