こんばんは。
今回は、
①今日の投稿作
②1月に連載予定の中編小説
についてです。
まずは①、
オマタせしましたナウマンゾウ、サンタに追いやられて本日、三日振り更新です。
・ミステリー連載『半跏思惟のナウマンゾウ』
第十二話『2049:佳子を巡りて』
https://kakuyomu.jp/works/16818093089710898087/episodes/16818093091101298231こちら、タイトル回収の回です。
ありがたくも『🎅赤いサテンクロス🔴』が好評のようですが……
あれは三日で書き上げたものです。
こちらのナウマンゾウは、12月の一ヶ月間、かかってます(ゴリ押し)。
ちょっと歌いますね。
🐘ぞ◯さん🐘
ファ~レド♪ ファ~レド♪ファ~ソラドララソファソ♪
ド~ドラ♪レドラッファッソ~ラレドファ♪
そして②、
12月の『半跏思惟のナウマンゾウ』で一ヶ月書いてみて(一応あと二話あります)、毎月中編小説を出すのが、性に合っている気がしたので、来月も続けてみようと思いました。そしてそのタイトルは……
『西部子女教育扶養地区』
SF連載です。
【キャッチコピー】
子供たちは憧れた、大人の世界と、宇宙とに……
【あらすじ】
そう遠くない未来の地球。
人類は、「平等」に目覚めた。
貧富の差に辟易した人類は、世界のすべての格差を是正すべく、あるルールを作り出した。その名も……
〈教育・扶養平等法〉
その法の下では、新生児は全て、皆同じ場所、子女教育扶養地区〈=チャイルディスト〉に預けられ、そこで育つ。
親が権力者だろうと、借金まみれだろうと、例外は無い。
二十歳になるまで、〈チャイルディスト〉の外には一歩も出られない。
親にも直接会えず、通話のやり取りのみ。
まして親は愚か、〈チャイルディスト〉内には、少数の地区を管理する役人や教育・扶養係を除いては、大人はいない。
同じ条件で育った子供たちは、〈チャイルディスト〉を出るまでに、一般教養の他に、任意の職業訓練を受ける。
そうして即戦力となった状態で〈チャイルディスト〉を出て、社会でバリバリ働くわけである。
ちなみに一番人気の職業は、宇宙飛行士である。
その人気っぷりときたら、〈チャイルディスト〉内で宇宙が舞台のSF番組が多数放映されているくらいである。
西部子女教育扶養地区〈チャイルディスト・ウエスト〉で暮らす九歳の少年、"ソウ"は、機械いじりの天才である。
が、体の成長が人より遅く、随分と小柄で、いじめられっ子気質である。
周りはみんな、乳歯が永久歯に生え変わりつつあって歯抜けの子だらけだが、ソウの口の中には、小さく可愛い|乳歯《Baby Tooth》がぎっちり。
乳歯が抜けると子供たちは、歯科医師の一種〈|四歯偉者《シハイシャ》〉の所にそれを持って行っては、「大人に一歩近づいたな」と、頭を撫でられる、という風習さえある。
そんな中、ソウはある日……
乳歯(Baby Tooth)由来の謎のパワー(Force)、を利用した子供専用兵器、〈BTF〉を開発してしまった!
〈BTF〉は、生え残っている乳歯が多ければ多いほど大きな力を発揮する兵器であるため、永久歯に生え変わるにつれて、能力は弱まっていく。
子供の異常体力の謎。
地区外の謎。
宇宙に憧れる子供たち。
〈|白玉蜀黍《ホワイトコーン教》〉という謎の宗教組織。
世界の謎が、明かされ始める!