こんばんは。本日もいくつか書くことが。
1.カクヨムコン4
発表されました。詳しくは特設ページを見てもらえれば分かると思いますが、最終選考は通りませんでした。
これに関しては「あ、そんな感じか」というのが正直な感想ですね。いや、別に端から諦めていた訳でも無いのですが、単純な（作品自体のもつ本質的な力とは別の）作品完成度を俯瞰すれば、特別賞に引っかかるかどうか程度だとは思っていたので、それ自体にはそんなに驚きは無いんですよね。まあ、思ったよりも完成品だけが欲しいんだなぁとは思いましたけど。
読んでいただいた方、応援していただいた方、☆やレビューを投げていただいた方。ありがとうございました。結果は結果でしたが、『creAte!』自体の持つ核は確かなものだという自信があります。ただ、その伝え方がやや問題アリだった。だから『creAte!』を楽しんでいただけたということは、多分自分と感性が近いという事だと思いますし、次に出すものもきっと楽しんでいただけるんじゃないかと思っています。力を入れて書きますので、良かったら覗いてあげてください。
2.評論他
ありがたい事に未だにちょくちょく☆だとかコメントだとか応援を頂きます。ただまあ個人としては割と創作論にはひと段落というか、そんな感じです。
書く労力はそこまでかからないですし、良い反応も頂けるし、なんならそれで自分にも発見があるのですが、何分結構頭を使うので、取り敢えず途切れさせずに出していくとかそういう気持ちは今のところないかなぁという感じです。今のところ、ですので、また気が付いたら出しているかもしれません。予定は未定。
3.小説。
お待たせしておりますが、大体方針が固まりました。結論としては今のところ二作品を同時に行こうかなと思っています。
内容的には一応どちらも「ラブコメ」と言われるジャンルに分類されるかと思われますが、タイプがかなり違います。
片方はラブコメというよりは学園コメディというか青春というか、そういう話になってくるのかなと思っております。キーワードは「天才」と「戻ってきたくなる世界」。自分の中でずっと重要であり続けるキーワードに「つり乙」シリーズに感じる感性を混ぜ込んだものとなっております。
そしてもう片方は「TSFモノ」です。こんな区切り方をすると専門の人に怒られそうですが、そういう感じのぼんやりイメージです。こっちの方が話は決まっていないのですが、上記のものに比べて相当「萌え」とかそういう辺りにフォーカスして、単純に気軽に読める、所謂「頭空っぽにして見るアニメ」やその周辺に軸足を置いてみようかなと思っています。
ちなみにこれに関しては勿論自分が書きたいジャンル（ないしは見たいジャンル）であるということも有るのですが、それに加えて「今良いものを書いたら受けそうなジャンル」であるという自分の読みも関わっているところがちょっとあります。
ホントはね……そういうのあんまり好きじゃないんだけど、折角思いついた構想にそういうのがあるなら、徹底して遊んでみるのも悪くはないのかなという感じ。それにどういう反応が返ってくるのかを、客観的な自作評価と照らし合わせて、また色々考えてみようという実験的な要素も含んだ作品になっていくと思います。ビッグタイトルのケツを追いかけるのは面白くないけど、自分がビッグタイトルになろうって試みなら、まあ悪くはないかなぁと、そういう感じです。このジャンルも本当は絵がある方が良いものなんですけどね……悩ましい。
そんな訳で（今のところは）二作品同時の連載を考えている訳なのですが、この二つに関して一つ考えている事があります。それはいわゆる「プロット」の「（ほぼ）完全廃止」です。いやまあ、『creAte!』ですら重要箇所の展開以外は全くの白紙から書いては居たので今更ではあるのですが、今回はそれも廃止して、本当に考えながら書こうかなと思っております。
理由は様々あるのですが、やっぱり「決まってなかった部分」でいい話が出てきたという所でしょうか。『creAte！』を見直してみると、最初の構想にあって、パワフルだったのは終盤の自販機がらみ（読んだ人にしか分からないやつ）くらいなもので、それ以外のパワフルなシーンだと例えば妹が登場するところだったりするのですが、あれは完全に「作ってたら思いついたシーン」なんですよね。
妹の存在は何となく考えてはいたのですが、シーン自体はかなり思い付きだったと思うんです。でも今見返しても力のあるシーンで。そういうシーンをポンっと出せる頭はあるんだけど、そこに「プロット」というものが鍵をしてるのかなぁとちょっと思った次第なわけです。この書き方、有名どころだと麻枝准辺りが当てはまるらしくって、初めにそれを聞いた時「はえーすっごい天才……」と思って聞いたたものですが、同じことをしだすとは思ってもみませんでした。ええ。まあ転覆するかもしれませんが、その時はその時修正、という事で。
そんな訳で近況でした。後あれね、小説の賞。なんかあるといいんだけどなぁって探してたんですけど、LINEノベルのやつとか。ただ、これ完結してないといけないんですよ。それは無理だなぁって諦めました。話がどこに転ぶかも分からないのに。何か良いコンテストがあると良いんですけどね。ネットのやつが良いなぁ。まあ、無くてもそれはそれでいいんですけどね。やっぱり一つ目安になるものが欲しいというか。探してみます。
それでは、多分また来週位に。