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熱的死する宇宙



宇宙の泡構造は鍋底の泡と言うか
お風呂などで泡を立てた立体的な構造でしょう。
他の方は脳内のニューロンの様子にも似ているとも言います。
私は宇宙の泡構造を知った時に
料理している時に鍋底に付く泡を思い出しました。

構造的には違いますが、
昔からこの泡一つ一つが宇宙的だなと思っていたのです。

人にとってはその泡は瞬間的なものです。
ですがそれはひとつの宇宙で
私の目の前で小さな泡が現れて浮き上がるまでは、
宇宙が生まれて消えている様に感じていたのです。

泡が消えるまでのその刹那に
そこには宇宙があって沢山の恒星や惑星があり、
無数の生き物がひしめいていたのかもしれない、
私が見ている間に命溢れる世界が始まり終わったのかもと。

そして私達がいる世界も大きいと感じてはいても
ただの泡の一つかもしれない。

スパゲッティやそうめんを茹でながら
いつもそう感じていたのです。

そしてその日、私は煮卵を作っていました。
私のやり方では卵を6分半茹でると、
白身は固まり黄味はトロトロです。
半日ぐらい漬け汁に入れて冷蔵庫に保存し、
夕飯には白飯の上に乗せて割るのです。
黄味が流れ出して大変美味しいのです。

今夜の晩御飯は焼きそばの予定なので、
その上にその乗せる煮卵を今日も作ったわよ。
とどうでも良い話で〆。

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