• 異世界ファンタジー

物語と現実と

 今朝(と言っても日付が変わったので昨日の朝ですが)、ニュースを見ていると『反重力「存在しない」』という見出しが目に留まりました。もしそれが本当なら、今自分が書いている空の世界の物語は設定から見直さないといけません。

 慌てて内容を確認すると『反物質も物質と同様に、重力の影響を受け落下する』とのこと。どうやら、島を宙に浮かべたり舟を空に飛ばしたりする力の存在そのものを否定するものではないようで。拙作も書き直しの必要はなく一安心……と言っていいのでしょうかね?

 『反物質』という名称は字面だけでもインパクトがあるのですが、実際は「マイナスの電気を帯びた電子と対をなす、プラスの電気を帯びた陽電子」というように、電気的性質は正反対であるものの質量その他は全く同じ物質だそうです。だから作中に登場する、重力に反発する性質を持つ物質「飛晶」はこのニュースに関係しない、とは断言できないのが素人のつらいところ。

 あるいは将来、本当に反重力の存在が否定される日が来るのでしょうか。もしそうなると、創作にもいろいろと影響が出そうですね。まあ、心配のしすぎかもしれませんが。念のため、この場で表明しておきます。

『「青く輝く惑星で」はフィクションです。現実のいかなる自然現象・物理法則とも一切関係ありません』

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