〈本項の概要〉
『犬人を産む』の基本的な事前情報をまとめたものです。表紙絵(キャラクターイラスト)は本項の終盤に掲載しております。
〈作品説明〉
『犬人を産む』は出産・犬をテーマに、母娘の「百合」を描いた──これまでに前例が存在しない、極めて特殊性の高い百合SF小説です。
・人間とそれ以外の動物、両方の性質を持っている「獣人」がなぜ作品世界に存在するのか?
・「獣人」が現代世界に存在する場合にはどのようなことが起こりうるのか?
上記2点など、従来のライトノベル作品では基本的に無視されている獣人の設定に関する疑問を払拭しつつも、獣人のキャラクターがいないと表現ができない問題に正面から取り組んだ意欲作でもあります。
作風はライトノベル的でありながら、文章は一般文芸小説に近く、世界観設定はSF小説にも負けないだけの質と量を備えているため、読み方次第でラノベにも文芸にもSFにも化ける作品です。
〈本作の読み方について〉
『犬人を産む』は『犬人』シリーズ第2作目の作品ですが、単体でも読むことができます。
作品ごとで主人公もテーマも全く異なるので、前作を知らない方、前作の内容を忘れてしまった方でも安心してお楽しみいただけます。
〈イラスト制作スタッフ〉
・キャラクター原案:園山制作所
・キャラクターデザイン/イラスト:くるせらー 様
・ロゴデザイン:Elsel/えるせる 様
*
「せんせー、これにおなまえかいて!」
「ど、どこでそんな物を手に入れたの……?」
![](https://cdn-static.kakuyomu.jp/image/UvJ5FLv6)